金糸雀

人口の7割が70歳以上、平均寿命117歳の超高齢化社会な西暦2099年。 最新医療によって認知症から完全回復した、日本の未来都市化に貢献した男、戸叶儀康。 だが自身が経営する未来…

「同題異話・九月号　　黄金林檎の落つる頃」によせて書きました。現代ドラマにしようと思っていたけれど、最後ちょっと変な方向に曲がったので「その他」としました。

金欠の主人公が変なバイトに手を出すお話です。 失禁描写があります。

世界創生の７日目、畳でノンビリ横になってた神は、ガバッと起きてこう叫んだ。「あ！　光わすれてた！！」 光なき世界の発展と顛末を描くSFファンタジーコメディ。

夏休み、後輩の里帰りに同行して旅行でもしようかと思いついた先輩に最低限の説明をする話です。 第七回こむら川小説大賞に参加しました。

書き手として殻を破るため、シャイニングうんこに挑戦しました。主題としては異種間の交流と理解のお話です。 第七回こむら川小説大賞参加作です。お題「光」

宇宙には宇宙バリつよ宗教があってやがて奴らは善人ヅラして『布教活動』にやってくるのではないか？　俺らは異教徒として財産巻き上げのうえナメた口約束に騙され皆殺しにされるのではないか…

※この物語はフィクションです※ 独居老人宅へお弁当を配達しつつ、安否確認を行うサービス。 私、高野咲良は担当している瀬川文彦の家へとバイクを走らせていた。 呼び鈴を鳴らせど返事…

奴隷であるギャナイは人魚姫の世話を任された。 何も分からぬまま彼女の世話をするうち、ギャナイと人魚姫の距離は縮まり、彼女はギャナイの子を宿した。 そうしてギャナイは立ち上がる。 …

第七回こむら川小説大賞参加作です。日本には気軽に大変なことになってほしいよね！

千春の家の玄関には、いつからなのか、古びた壺が飾ってある。 千春はてっきり骨董品を愛する祖母が飾っているのだと思っていたが、本人も両親も知らないと言う。 驚いた千春は、壺を手に取…

深海が闇の世界などというのは陸の者たちの思い違いだ。太陽が遠いなりに、深海にも光が満ちている。 「彼女」の光に誘われるように、闇の中で輝き揺らめき近づいて来る──月のような、円い…

「第七回こむら川小説大賞」によせて書きました。怪談の類いだと思うので、いちおうホラーにしました。

俺が一番だ！！！！！ 第七回こむら川小説大賞参加作です。

『第58回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画』によせて書きました。ファンタジーのつもりで書き始めましたが、途中でホラーに変えました。

「偽教授竜葬杯」によせて書きました。

ある闘病アカウントがSNSで結婚報告をしたことから始まる、３人のドラマの話。 「理解のある彼くん」という言葉と、SNSの功罪をテーマに書きました。

「偽教授竜葬杯」によせて書き始めたものの、やっぱり違うなと思って参加をやめたやつです。

性癖：心霊スポットにまつわる噂 性癖：落ち度と悪意のない兄 性癖：こじらせた弟 非の打ちどころのない兄とようやく対等以上になれたと満足している弟の話です。 第五回性癖小説選手権に…

『【三題噺 #64】「詐欺」「呼吸」「空腹」』によせて書きました。 ついでなので、文字数もそろえてみました。

■過去作『巣』に関連する話です。従って『巣』のネタバレを盛大に含みます。 https://kakuyomu.jp/works/16816927861387906642 ■『巣』の…

白雪姫には簡単に死ねない理由があった…… 毒林檎を食べてしまった白雪姫の葛藤 ＊KAC2024　第一回お題「○○には三以内にやらなければならないことがった」　応募作品です…

眼鏡地獄。

KAC20245「はなさないで」によせて書きました。二作目です。ジャンルは迷ったんですが、伝奇かなぁ…と思ってこちらに。

KAC20246「トリあえず」によせて書きました。がんばって「トリ」を活かしてみようとしたらおかしくなりました。

KAC20245「はなさないで」によせて書きました。「話さないで」になりました。

KAC20243　お題：箱 実家の神社には、代々伝わる「御箱様」があった。年に一度、御箱様を連れてとある旅館に行く。そこには四つの御箱様が集まり……。

KAC2024第二回お題「住宅の内見」によせて書きました。とりあえずストレートなやつを。

先般完結した『もしくはだれかの冷たい星』ですが、例によって書いている途中で変更したことや書ききれなかったことなど、思いつく限り書き留めてみました。 ※本編のネタバレを大いに含みま…

空の上に逃げた妹と、空を見られなくなった姉は、その空を挟んで避け合ってきたが――。 記録的大雪の冬、クリスマスイヴに起きた事故をめぐる物語。 (2018/12/23-25、作中…

第一子を妊娠中、ひどいつわりに苦しむ「私」は静養と通院のために実家へ戻るが、点滴で命を繋ぐ日々に答えの出ない不安を抱く心は晴れることがない。 ある日、いつものように病院から帰り座…

先般完結した『箱庭に』ですが、例によって書いている途中で変更したことや書ききれなかったことなど、思いつく限り書き留めてみました。 ※本編のネタバレを大いに含みます。 なお本編は…

連載をやりたくなったので始めることにしました。例によって見切り発車です。がんばります。 たぶん「よみごさん」シリーズになります。

「偽教授熊々杯」によせて書きました。難しかったです(毎回言ってる)。

あなたの幸せをひそかに願っています。

参加させていただいたアンソロジー『非実在神様』のボツネタです。神様が中に住んでいるらしい箪笥の話。

その場所には、学校の裏手にひろがる雑木林をつかうことにしました。 なにもない土のうえに境界をひいて“インシュウムラ”を定めます。 “インシュウムラ”のまんなかに、四角いヤシロを定…

『「超絶わがままな本棚」企画』によせて書くとともに、「辣油」「膀胱」「郵送」の三題噺でもあります。

新興宗教を信奉する母のもとで育った「おれ」は、中学を卒業後の進路について記憶にない父親に相談に行く。 おれの心を満たすのは真っ白い綿のような神様の言葉と母のぬくもりだけだった。 …

引きこもりの父親とマリオカートをする話。 『父性小説大賞』参加作品です。

妻と娘と息子、4人で幸せに暮らすごく平凡な家庭。そのはずだった。父性小説大賞参加作品。

父性小説大賞に寄せて

「【父性小説大賞】」によせて書きました。だいぶ迷走しました。

「因習村座敷牢人外青年祭」参加作品です。あの夏あの川で死んだはずの兄を座敷牢で見つける話。

兄から電話がかかってくる弟の話。短い。ホラーです。

ずっと、国のために尽くしてきた。聖女として、王太子の婚約者として、ただ一人でこの国にはびこる瘴気を浄化してきた。 だけど国の人々も婚約者も、私ではなく妹を選んだ。瘴気を浄化する力…

「偽教授神話杯」によせて書きました。実際どこかの地域にありそうでなさそうな話にしたいと思った結果こうなりました。

三年ぶりに帰郷した隆は、母の葬式で美しい女性に目を奪われる。 彼女の名前は「るり子さん」。 るり子さんの美貌に心躍らせつつ葬儀は進むが、翌日から不審な死が相次いでいく……。

自主企画「因習村座敷牢人外青年祭」に参加しました。 全て終わったあとの因習村だった土地に、度胸試しだと乗り込んだ若者たちの話です。

因習村人外青年祭参加作品です。 時の止まった「にいさま」と呼ばれるなにかを成長してしまう僕が葬る話です。