AKARI YUNG

カブトムシ界におけるヘラクレスオオカブトみたいな立ち位置だとご理解いただけたら幸いです。

個人の感想ですが、詩はひとりでは書けないと思っています。 読者がいて、作ったものははじめて「詩」になります。 それは、カクヨムを通して私自身が経験したことです。 そんな想いが届く…

自主企画「死別ブロマンスを書いてほしい」参加作品

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト 短歌の部 一首部門参加 参加を逡巡していましたが、ある方の助言で吹っ切れました。 お読みいただき、楽しんでいただけると幸いです。

自主企画【元気と癒やしをください。「素敵なアオハルなお話か甘いスイーツが出てくる物語が読みたいです🍑」】参加作品

「人生は一生じゃ足らんので」 　と、六人の鈴木が言う。

夏鎖芽羽さん（@natusa_meu）主催『音楽と嘘と〇〇小説大賞』参加用の書き下ろし作品です。テーマは「音楽と嘘と五〇〇円」です。

マッシュといえばマッシュポテトだろうが。 が、私の主張だ。兄の髪型の話である。

ある日小説のヒロイン、ココに精神転移した私。相手王子からは溺愛されるってストーリーだけど私はその王子エリックがやだった。だから辺境に住んで遭遇しないようにしていたのに王子はやって…

日本国内にあるコンビニは約5万店舗なのに対して、神社の数はなんと8万社もあります。 街でよく見かけるにはコンビニですが、実は神社の方が圧倒的に多いんですね。 何故、神社がこんなに…

死ぬほどかっこいいことを知っているのは私だけ

自主企画「300文字の死」参加作品

わたしを支えてくれた、本当の名前も顔も知らない人びとへ。

第五回こむら川朗読小説大賞参加作品 お題「男性の一人称小説」

皆さんからコメントを戴いて、初めて気付いたので追記します。 此の作は、極めて真面目に書きましたが、読み方によっては「ふざけている」と捉えられるかもしれません（そういう項目も敢え…

文明は完成した。 戦争、貧困、疾病、飢餓、差別、環境破壊 etc... そんなものが人類を悩ませたのは、過去の話。 最早、働く必要も無い。 自分の人生を自分の為に使えること…

第四回性癖小説選手権参加作品 性癖：「男の子ってこういうのが好きなんでしょ？」 性癖：変な小道具 性癖：相手の隠している感情を自分だけがひそかに読み取っている状況

真夜中、研究室の金魚ちゃんが姿を消すという。

自主企画「バックにクラシックが流れそうな暴力小説」参加作品

ここに現在を刻んでいくんすよ。

　重田硯司（78）は紛うことなく、おじいちゃんである。 　真っ白な空間で、私は彼に新たな生を与えた。 　いわゆる転生だ。 　で、なんでこの人はまた転生しに帰ってきてるわけ！？ …

大好きなカップうどんも、あたしと彼の名前のつかない関係も、どっちもなくなるとさみしいから。 ※作中方言は、関西弁ではなく、もっと西の方の言葉です。 ©2021 若生竜夜 許可…

今から１５年ほど前の真夏に、連続して起こった不思議な体験を三つお話しします。 当時の私にとってそれは、恐怖の体験でした。。。 此の作は、既出のエッセイ「本当にあった不思議なお…

それでも今、君と食べているこの麺の旨さは、きっと同じものなのだと思う。

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト用の短編です。 無理をせず（？）好きに書いてみました。 真夜中に目が覚めて、小腹が空いた主人公。 赤いきつねが…

　毎週木曜日はカップ麺の日。 　それが、大学に通い始めて二ヶ月が経った西塔佐奈のルーティンだった。 　一人ぼっちでも良い。 　ただ、平穏な日々が送られたらそれで良い。 　――そ…

人間の街に行けば「赤と緑の美味しい食べ物がある」と聞いた妖怪九尾きつねと化けたぬき。 二匹はイケメンに化けて妖怪里を降りてきた。 スーパーで「赤いたぬき」と「緑のたぬき」を見つけ…

赤いきつね、おいしいですよね。 ほんわかしたお話に仕立ててみました。

自主企画「黒髪長髪の幼なじみと旅する話が読みたいです」参加作品

第999回爆発オチギャグ小説大会参加作品

第二回ドゥン大賞参加作品 テーマ「最高の夏休み」

無垢な子どもトロッピーの幻想的な体験。 NOBEL DATS→https://novel.daysneo.com/works/023a21e1a641b04df09dc5…

【はじめに】 　この物語の冒頭部分は、私が見た《夢》です。その《夢》の続きが知りたくて、狂おしく想像していたら壮大な物語が生まれてしまいました。人間ドラマが中心のＳＦダークファン…

二回の逆行転生を経て三度目の人生をやり直している少年エイド。三度目こそは平穏な人生を送るんだと、前二回の人生での悪縁を避けて生きようと決めた。しかし鍛練は順調なものの、避けたかっ…

暗闇はずっと続くことはないから

第三回こむら川小説大賞参加作品。 テーマ「空」

1、女の子に、車道側を歩かせない。 2、歩く速度は合わせる。 3、ソファー席は女の子に譲る。 おとこのこは『デートのおさほう』をおぼえなきゃダメなんだって。

カップ麺ができるまでの5分間。 それがこの2年間、わたしにとって、何よりも幸せな時間だった。

冴えない大人になって実家に帰ってくると、部屋にはまだ中学時代の教科書が並んでいた。懐かしい気持ちで本棚を漁っていると、数枚の写真が出てくる。そこには中学最後の春休みの思い出が詰ま…

草食信仰森小説賞参加作品。 テーマ「信仰」

世界にはいろんな人がいて、いろんな幸せがあって、いろんな不幸があります。

俺が好きになったのは、名前さえも知らない大学生だった。 ただ、俺の傘を人質にしているだけの。 彼女に会えるのは、平日の7:28の電車だけ……？ ……☆……☆……☆……☆……☆……

第一回神ひな川小説大賞参加作品。 テーマ「ハッピーエンド」

大学１年の夏、彼女の部屋で僕は一冊の本を見つけました。 「これ借りていい？」 「いいけど、ゆう君がそんな本に興味を示すなんて意外」 「いっぺんやってみたかったんだよね、タロット占…

二〇二〇年の夏は灰色の夏だ。沈黙の夏で、絶望の夏だ。

てるてる坊主のお葬式。 お父さんとの思い出の、お葬式。

※2021年３月現在、作者お休み中のため、コメント返信は基本的に行っておりません 《Thanks!!　6000PV突破！》 仲良しの２人組の観察日記。 天然ちゃんにどこかずれ…

第二回こむら川小説大賞参加作品。 テーマ「擬態」

トイプードルのあずきと、そこへ新たにやって来た同じくトイプードルのマロンの物語です。 主人公の犬目線で書いていますが、実際に叔母の家で起きた出来事を参考にしています。 ※本作は…

夫と別れ、一人娘も嫁ぎ、武蔵野の地でたった一人暮らす女性は、日々の移ろいの中で昔見た一匹の蛍を思い出す。 変わらない暮らしをしているのに、どんどん変わってしまう周囲の環境。気がつ…