感性に直接語り掛けるような詩は、独自の世界観を美しく織り上げています。矛盾や無秩序をも呑み込み相反する総てを許容して、揺らぐ言葉の海底から沸き上がってくる詩は、深く静かに魂を揺さぶります。
感情がほとばしるような、一つ一つの言葉が著者の魂の叫びにも似た想いが綴られていると思いました。