すきま讚魚

俺は、真由子の作ってくれるパンナコッタが好きだった。

　道を歩いていたら突然の魔方陣。 　気が付けば異世界。周囲は聖女召喚に成功したと大喜び。 　そしてこの国を守る守護精霊の神殿でお務めをする事になったのだけど……これって？

短歌初心者による「ぬいぐるみ」がお題の１１首と、短歌についてのショートエッセイ。

なお、この列車は次の宝町までの各駅に停まります。

世界から大地が消えた。人々の暮らしは空飛ぶ船の上。 遠い過去から受け継がれ、一方で日々生成される膨大な書物を積んだ飛空艇エキンの書棚整理は、副船長である僕の仕事。猫のアスランは、…

またしても本の返却を頼まれ、本屋fairy taleの扉を開けると――店内には床一面に本が散乱していた。 本の中に入り、その世界を楽しむことができるという不思議な本屋を舞台にし…

ＫＡＣ20233お題：ぐちゃぐちゃ　参加作品。 神社にやってきた二人組。片方の頭の上にはテディベアがしがみついていて…… どちらかというとコメディ調。

私達は私で私は私達。 自他の境界線なんてなかったはずなのに、いつかどこかで芽生えた私がうっかりと。 そんなお話だったりするのかな。

※こちらは拙作『ノーリグレットチョイス』https://kakuyomu.jp/works/16817139558809109616 の番外編です。 KACのお題に合わせた短編を…

KAC20233　お題「ぐちゃぐちゃ」 あの日も、こんな寒い日だった……。 夜遅く帰宅した主人公が、色々物思いに耽るさまを描いてみました。 男性視点です。

少女が少年のために卵料理を作る話です。

KAC20233『ぐちゃぐちゃ』参加作。 もう元には戻らない。

　ご都合主義な運に恵まれ、偶然迷宮入りと言われた事件を解決した過去を持つ女子高生　川端侑花。みんなの期待に応えなければという義務感ととある理由で、女子高生探偵を名乗ってはいたけれ…

「本屋」に続く二つ目のエッセイ。 同じく思い出を語っておりますが、昭和ノスタルジーを感じていただいた一作目からは果てしなく遠い場所へと、こちらのエッセイは着地いたしました。 つま…

作家、飯田太朗はある日、担当編集者の与謝野明子から「ぐちゃぐちゃ池」の話を聞く。何でも沖縄の果てにある池らしいのだが、折しも小説のネタに困っていた飯田はその池を訪れることに決め……

浪人時代、ぐちゃぐちゃの感情を持て余していた僕が出会った不思議な男の話。

KAC2023二回目お題「ぬいぐるみ」参加作品。 ※直接表現はありませんが、R15程度の事後描写有り。

リコはぬいぐるみ職人のお師匠さんに弟子入りしている見習いです。 お師匠さんが作るぬいぐるみは、普通の布を使った普通のぬいぐるみではありません。 特別な素材を使った、とても素敵なぬ…

旅に出る時には本を持っていくという彼女と二人、電車に乗る。 出発してきた駅には本屋がなかったけれど……。

　終わりを迎えた世界、終わりを超えたひとたちの、ゆるやかな物語。 　↓関連作品。 　https://kakuyomu.jp/users/Hatori/collections/…

KAC2023参加作 お題ふたつめ『ぬいぐるみ』 なんでもない2人の、なんでもない日常を切り取りました。 今回は水族館デートでの一幕です。

大事なメグとおままごとするのが大好き。 KAC「ぬいぐるみ」によせて。

ぬいぐるみたちの天国のお話。

自分の欲しいぬいぐるみが見つからない。 だから彼女は作ることを選んだ。 ──選んでしまったのである。 柔らかくてフカフカの、可愛い可愛いぬいぐるみ。そんなものは望んでいない…

残業続きでようやく帰宅した私の前に、突然現れたとびきりの美少女。彼女は「これ返しといて」といって、一冊の本を手渡して。 その本を開いた瞬間、私の体はウサギのぬいぐるみになっていた…

留守にした伯父に代わって海辺の民泊の番をした俺。 その時やってきていた綺麗なお姉さんと、熱い一晩を過ごす。

KAC20231お題・本屋　参加作品。 いつもアルバイト募集の張り紙のある本屋で三日間留守番することになった。

昨晩、新しいぬいぐるみが増えた。 ◇ ※セルフレイティングは念のため。

KAC20232『ぬいぐるみ』参加作。 なお当方ロイヤルティプログラム未参加です。

有名なぬいぐるみのキャラクターのあだ名をつけられた、とある死刑囚の話。７７７字。 KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～参加作品 お題「ぬい…

【KAC2023】　第一回目お題「本屋」 突然の雨に降られ、偶然飛び込んだ本屋でかつての喧嘩相手に再会した私。 久し振りに会う相手はあまりにも変貌していて……。 女子高生視点で…

早寝早起きは三文の徳、なんて言うけれど、私にはそれを信じる理由が一つあるのです。

古い書店、古い本が並ぶ空間は、味があるんです。 このエッセイは、とある海外の街の、二つの「古い」「書」のお店のお話。 追記 初稿で通りを一つ間違えていたので直しました。

長編版『ブックワームは書架に潜る』 https://kakuyomu.jp/my/works/16817330664718060701 はじめました！ 本屋《ブックストア》は不…

こちらはKAC２０２３の第１回目の題材「本屋」をテーマにした賀来家の日常です。 今回は祖父である賀来三郎の物語です。 ぴったり７７７文字で書いてみました。

　瑠璃子は名家のお嬢様。傍仕えの執事がいる身分だ。 　突如舞い込んだ複数の縁談に対し、「私は本屋を用意出来た方と添いたいと思います」と彼女は言った。

パンがないならケーキを食べればいい。 では、本屋がないならどうすればいい？ これは私の小学生の頃の思い出話。 昭和の匂いがちょっぴりよみがえるかもしれない、そんなお話。

この国にはもう、“ファンタジー”というものは存在しなかった。 彼ら“異客人”は今やその辺りの街角で出くわす、ちょっと変わった隣人たちなのである。 そう。 たとえばあなたの街…

バレンタイン撲滅団の魔の手をくぐり抜けて山岸は意中の高橋くんにチョコレートを渡すことができるのか

カフェで流れていたノスタルジーな短編映画に魅せられたナナカは、その結末に納得いかず、監督に文句を言いに行く。逆に監督であるトリトに制作を手伝って欲しいと言われて、ナナカは困惑する…

誕生日。 それはとても嬉しいもの。 仕事に追われながらもお祝いの言葉を貰い穏やかな眠りについたある一人の人間の、あるお話。 なろうにも投稿しております。

　ヘレンゲル候爵令息のアニスは、幼なじみであり親友の王太子ジャノルドから「婚約者が冷たい！」と相談を持ち掛けられる。 　しかし、どうやらお相手のモニカ嬢は寝室に引きこもりっきりの…

※カクヨムWeb小説短編賞2022中間選考通過作品。 風流をこよなく愛する武芸者、榊清十郎は、自由に諸国を巡る風来坊である。 ある時夕立に降られ、雨宿りした桜の古木の下で、気…

リレイ▶︎神様嫌いの天狼。天使の青年に化けられる。風魔法、歌魔法、医術。 フィー▶︎心が壊れているらしい、ぬいぐるみ遣いの少女。霊聴、霊視。 エメロディオ▶︎ぬいぐるみの身体…

雨が降る土曜日に慣れないホラー映画を鑑賞していたハイカラ少年「黒百合　玲亜」を突然の赤き雷鳴が襲い、その直後、突然テレビが発光して鑑賞していた映画の登場人物にして恐ろしきヴィラン…

普通の女子高生の結芽（ゆめ）は「普通」に退屈している。ある時ショーウィンドウに飾られたモザイクガラスのランプに誘われるように入った雑貨屋で、うっかり商品を落として壊してしまった。…

兄の墓参りに行ったら、幽霊になっていた。

乾　優子（いぬい　ゆうこ）は感情表現が人より少ないものの、成績優秀で大人からは「いい子」と言われる高校二年生。 彼女には一つ年上の、具志谷哉朗（ぐしや　としろう）という家同士での…

※長編化予定につき、タイトル変更しました こことは少し違う世界の話。 その「地球」では昔から、雲と並んで空に浮かぶ大地が目撃されていた。 空を飛ぶ手段を手にした人々は、やがて…

高校生のシュンは部活帰りに、車に衝突され、交通事故に巻き込まれた。命を落としかけている時、学ラン姿の不思議な紫髪の少年と出会う。彼はなぜか不思議な会話を繰り広げた後、にたりと笑っ…