連載中の学園戦記三国志
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890213389
の最新73話にて、ソウソウによって、コウユウが長官から降格され、コーキが長官に就任することとなった。
コウキだとコウユウとややこしくなりそうなので、コーキと表記したが、それでもやっぱり親戚っぽいので少し解説。
コウユウのモデルは孔融、孔子を子孫で、この頃(207年頃?)、曹操からその直言癖を疎まれ、少府(九卿と呼ばれる9つの大臣職の一つ)から太中大夫に降格されている。ちなみにこの頃、曹操の参謀・賈詡(カク)も太中大夫についており、この役職そのものが閑職というわけではない。
一方、コーキのモデルは耿紀(こうき)で、まず姓が違う。彼は後漢の初代皇帝・劉秀の部下で、雲台二十八将の一人に数えられる耿弇(こうえん)の弟・耿国の子孫にあたる。
彼は218年の少府で、いつ就任したのか、孔融のすぐ後だったのかははっきりしないが、間に適当な人物もいなそうなことから、後任として名前を出した。
多分、コーキもまた出る機会があると思う。忘れてなければ