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ケンショウについて

学園戦記三国志

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890213389

第51話にて初登場したケンショウについてのお話。モデルは魏の武将・牽招。この小説の元になったラノゲツクール版では本名を名乗るのは一部で小説版ではかなり少ない(主要人物中心で、ソウジンやソウコウ、ウキン、カクカなど他陣営の人物は名乗ってない方が多い)のだが、主要人物でもないのに本名を名乗った数少ない人物。これは牽招が三国志演義に未登場の人物で、官渡の戦いにも出てこないので、あまりピンとこないかもしれないという配慮から。なので本名が牽牛招太と連想しやすいように漢字がわりとまんま。まあ、それでもわかりにくいだろとか、他にもわかりにくい人物いるだろとか言われても困るのだが。
それまでリュービが厄介になった他陣営はわりとリュービに友好的な人物が多かったのだが、この作品のエンショウはわりとリュービに対して冷淡なので、親リュービ派の人物として登場してもらった。リュービとは幼馴染みという設定だが、これはオリジナルではなく、『太平御覧』という本に、若い頃リュービと親交があり、刎頚の交わりを結んだという話が元ネタ。
しかし、エンショウ陣営を抜けるリュービには同行せず、第四章の最後では、そのままソウソウ軍に編入されることとなった。
そんなケンショウですが、この先も再登場の予定があります。作者が忘れていなければ…

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