好評(かどうかは君次第だ)連載中の学園戦記三国志
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890213389を書くにあたって三国志について色々調べてるのだが、本編で使わないんだけど、なんか調べちゃったんでもったいないなって話が時々出てくる。今回はそんなお話。
皆さんは呉の徐整という人物を知っているでしょうか?
中には将軍の徐盛のことかな?と思う人もいるかもしれないが、今回取り上げる人物は全くの別人。
中国の天地開闢神話に盤古という巨人がいる。天と地を分けたとされる神様だが、この神話が最初に収録されたのが、呉の徐整の書いた『三五歴紀』だという。
呉の徐整とは何者なのか?残念ながら正史三国志には登場しない。
というわけでネットで調べたところ、徐整は字を文操、予章の人で三国時代の呉の太常卿。『三五歴紀』他多数の著作があったという。日本語wikiにはこれに加えて、呉の滅亡後は西晋に支えたとあるが、中国語のサイトだとこの記述がない。彼のことは『隋書』にあるそうだが、手近にないのですぐ確認できん。
とりあえず手近にある資料で彼のことを調べてみようと思う。
というところで次回に続く