HiraRen

鉄道にまつわる小説という企画がありましたので応募してみました。私は秘境駅が好きで、たまに町中から抜け出していきたくなってしまうときがあります。大井川鉄道は、秘境駅がたくさんあって…

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330664619666738 　とある短編…

美雨さんの文章は、驟雨でもなく、霧雨でもない。一定の雨脚でぼくの心に降り注いでくる。極度に激しかったり、弱かったりせず、常に適度な質量の淋しさと、おだやかな美しさがその言葉たちに…

博士から生み出された殺人ドールの話

舞台は京都、伏見稲荷大社。 連なる鳥居の先にあるもの。厭世の一歩の先、ほんの一歩。 津蔵坂あけびさん主催ホラーアンソロジー「アラヌモノ　選リスグリ、怪異、拾弐篇」収録作品。

辛い過去を乗り越えるの大変ですよね。 そんな話を書きました。

※男性同士の性描写、愛のない性描写があります。 ※作中、身体的欠損に関する表現がありますが、差別を助長する意図はございません。 2020.9.10完結。いずれこの話の続編を書きた…

夢を諦めた二人のお話。 書き殴りです。

懐かしい子どもの頃の夏の日、もう戻ってこないあの日。 『カクヨム』自主企画　[第2期] 同題異話SR -July- 『サンダルでダッシュ！』 　　　　主催者：香鳴裕人さま　参加…

ここは、死んだ人が必ず乗る列車。 行き先は、人それぞれ。

トティーナの町は森に囲まれた小さな町。 海の見える隣の港町、漣（さざなみ）の寄せる町に憧れて、年頃の少女スレイが、自分の生きる道に悩み、行動する、小さな物語です。 中学生の時に…

年賀状とは正月に届くもの。俺の叔母さんはそんな常識をひっくり返した。

ひょんなことからタイムスリップ能力を得た男、亀井黒。 彼はその能力を使って一度でいいからやってみたいと思う事を実行するのだった。 なろうラジオ大賞　応募作 この作品は『カク…

よくあるいつものお家デート。何もかもいつも通り。だけれども……。 「ごめんね。」 私は小さな声でそう言った。 その言葉に答える声はなかった。

俺の名前はジャック。 今は剣士として様々な惑星を旅をしている。 　――そもそも俺はなぜ旅をしているか？という所に始まる。 それは剣神に弟子入りするためである。 ※思いつい…

平成九年一人の作家が世を去った。このインタビューは宇宙と国家と神を語った男の備忘録である。

超絶ナルシスト男子の成田静。 素直クール女子の千歳美奈。 二人を取り巻く物語。 この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関…

　活動限界に到達します。 　ＫＡＣ１０で書いた短編が、作品中、最も評判が良かったので、調子に乗って又、書きました。

吸血鬼をモチーフにした怪奇幻想ショートショートです。「叙景がすべて！」という勢いで書いた掌編につき、背後関係の説明もオチもありません。

路地裏の闇へ入り込むとその先は微かに狂った別世界。私は今日、一年ぶりにそこへ訪れる。その世界にはや亀の老人が屋台を開いている。その屋台へと私は足を踏み入れた。

うさぎさんだぜ

プロ野球中継って、いつも勝負の分かれ目とか、この打席の場面だけは！ってところで終わることが多いと思いませんか？ そうしたストレスを込めて書きました。

もっと一緒にと思うけれど、やっぱり側にはいて欲しくない。 だってもう先輩の隣に私はいないのだから。

彼は不思議な人だった。雨上がりの日曜日の夕暮れ時、私はどこかに行ってしまった彼のことを思い出していた。 すると……？

私は　愛してしまったのか　 この創りものの人の形をした人形に 天才化学者として、人々に尊敬され恐れられた この私が...... 闇に浮かぶ青い星　その星を猊下に見下ろす 宇宙…

　好きな作曲家のCDがあったのに、ちょっと高くて手が出ない。困った私の前に現れたのは、同じサークルの男の子だった。 （この作品は「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベリズム」で…

星野源さんの【老夫婦】をイメージして書きましたSSです。 短編です。 ピクシブと小説家になろうにも同様小説を掲載しております。

奇妙な村を取材した記者の末路。

閲覧にはレベル5以上の権限が必要です。 表示しますか？▽ セキュリティクリアランスを認証しました▽ SOYUZへようこそ▽ 東京虎ノ門に本社を構える多国籍軍事企業財団【SOYUZ…

私たちはバスの中にて。 ※　前作があるのでそちらを見てからだとより楽しめると思います。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054897137146…

第二回こむら川小説大賞参加作品です

私は見ず知らずのうつけに嫁ぐ…… 私はイシュタル・サン・ジェルマン。アヴァロン魔法王国の王女。ある日、私は父に呼ばれ、隣国アルカディア王国へ嫁ぐよう命令された。父の命令は絶対、…

視点を変えてみれば、それは紛れもない災厄。 外での作業中に感じたこと。それを形にしただけのモノ…です。

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330668188223835 　とある「花言…

好きな人とアイスを食べていたら、｢好きな人いるの?｣と訊かれて… 恋愛というジャンルを書いたのははじめてなのでベタなストーリーですが。

京都の貴船神社を舞台にした掌編。 初出は架空ストアさん発行のフリーペーパー『架空非行』第１号（2014年8月発行）。 表題の「なまえをつけること」がテーマでした。

近況ノートを利用した表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330665082610507 　「みえのゆ…

ぐちゃぐちゃ、してる。 だから、もうどうしようもなかったんだ。 こんなこと。こんなにするほかには、どうしようもなかったんだ。

ある日、一人の同級生から告白される沙友理。 だけど、“好き”という感情がわからず、混乱してしまう。 答えを出せなかった沙友理に、同級生は｢待っててあげる｣と言ってくれた。 それ…

キャッチコピーそのまんまの、ごく短いお話です。 ほんのり百合SFです。

不幸な少女と幸福な少女は互いのことが好きでした。しかし彼女たちに聞こえる世界は違いました。

　真由美には、沙耶香という小学校からの親友がいる。 　彼女はことわざや慣用句といったものに引っかかるタイプで、そのたび二人で自分たちにしっくりくるたとえを編みだしてきた。 　石…

百合短編。 詩織とゆーちゃんの少しじれったい（？）お話。 1000字ちょっとでかなり短いです。

林の中にひっそり佇む水車小屋。 それを見つけた少年を招いたのは、心優しい老婆だった。 少年と老婆のほんの束の間の出会いと別れの物語 一度非公開にして、短編集にいれていましたが、…

大人のための幻想風景。

いろんなネコさんたちの活躍を、故事成語の基となったお話しをアレンジして大紹介。 一話目は超能力系のお話でよく登場する「千里眼」という故事成語について、 ヨーイツというしっかりネ…