近藤銀竹

ほろ苦い青春。
伝えられなかった想い。
でも確かに繋がっていたことだけは知ることができた。
思い出のチクリとする部分を撫でてくる、心動かされる作品でした。

主人公が文学少年に惹かれていく過程が、瑞々しい文体で描かれています。 読書に没頭する相手を、バレないように観察しようとすると、確かに耳に視線が行ってしまいます。そんな、恥じらいつつ…続きを読む

何でも解決するマン。 その男は、ある意味悲劇の最中に生まれたヒーローだと言える。 彼が過去に解決した難事件によって、学園生活は思わぬ事態に…… あっと驚き、そしてほっこりする。 そ…続きを読む

普通、異世界と言えば若者達が活躍する場所といった(勝手な)イメージですが、そこにおばあちゃんが放り込まれます。 御歳80のるり子さんが異世界に降り立ち、その光景を見たり感じたりする…続きを読む

バッドエンドの未来が待っている筈の悪役令嬢が、前世の記憶を得たことでフラグを回避するところから始まる物語。 この作品の面白さは、レベル等のゲーム的要素による俺TUEEEもさることな…続きを読む

馴染みの日常を一枚一枚引き剥がしていく悲しみの描写と、圧倒的な復讐劇の二重奏に、血が沸き立ちます。

『スピンオフ』の一言では片付けられない、味わいの深さ。

『レジェンド』も読んでいると二倍楽しめると思います。

「下ネタ？オウ、大好きだ」から読み始めたところが、下ネタだけでなく、(色々な意味で)興奮するストーリーの波状攻撃。
次の話、また次の話……ヌプヌプと引き込まれました。