逃亡した悪役令嬢は隣国で踊る戦乙女と呼ばれています。

作者 聖願心理

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★★★ Excellent!!!

 性格の悪い令嬢である主人公は、とある嫉妬心から、悪魔と契約をかわそうともくろむが、その寸前で放棄する。そんなことから主人公は自分の前世が、現代日本のオタク女子だったと知る。性格は悪役令嬢から前世の自分の方に傾くが、その性格は極度の面倒くさがりだった。しかも、現在の世界は、前世で呼んでいたラノベそのものだった。ラノベでは、主人公が悪魔と契約して魔王を復活させてしまうことになっていた。その魔王復活のフラグを回避したことに安堵するが、今度はラノベの影響だけでなく、ゲームの影響が出始め、主人公は家出したばかりの駆け出し冒険者なのに、レベル300という数字をたたき出した。
 そのおかげで、極度の面倒くさがりの主人公には、本当に面倒な仕事ばかり依頼されるようになる。しかし、そこは300。どんな魔物も下級悪魔も魔法と剣で瞬殺だ。しかし、上級悪魔には主人公も手を焼く羽目に。何でも、主人公が契約するはずだった悪魔は、目覚めていたのだ! 
 そんなフラグを折り損ねた主人公に、国王の後継者争いまでもが絡んでくる。「歌って踊る戦乙女」として有名になっていた主人公に、次々と後継者たちが自分の勢力に入るように言い寄ってくるのだが……。
 果たして、後継者は誰の手にゆだねられるのか?
 そして、主人公がフラグを倒し損ねた魔王復活はどうなるのか?

 是非、御一読下さい。

★★★ Excellent!!!

近年悪役令嬢という立場のキャラクターにスポットを当てた作品は多いですが、こちらの悪役令嬢様はヒロインとして活路を見出すのではなく、なんと戦士としての道を切り拓いてしまいました。
転生もの、というのもありますが主人公が自分で今後どうするかを決め、計画を立てて行動に移すなど能動的なのもこの手の作品には珍しいタイプなのではないでしょうか?

★★★ Excellent!!!

バッドエンドの未来が待っている筈の悪役令嬢が、前世の記憶を得たことでフラグを回避するところから始まる物語。
この作品の面白さは、レベル等のゲーム的要素による俺TUEEEもさることながら、魅力的な人物達が織り成す軽快な掛け合いにあると思う。
静かに暮らしたいのに、どんどんどつぼに填まっていくエイリーも可愛くて引き込まれる。

★★ Very Good!!

転生者の中ではどちらかというとゲームに半分片足を突っ込んだような表現が多く、主人公はステータスをみれたりするあたりはプレイヤーチックな側面を孕んでいる。
しかし、その内容はどちらかというと慎ましく生きたいというただ一点であり、大きなことを成したいわけでもなく、その力で平穏に暮らしたいという至極平和的なスタートから始まる。
それ故に巻き込まれる出来事はある意味では片手間でもどうにかなってしまうのだろうけれども、真剣に考えているのか、それとも少し足りていないのか。ちょっと適当な感じがまた親近感を覚える。

複雑な表現がなく、1話あたりも比較的少なめのためかすんなり内容の入るこのマイペースな時間に、あなたもきっと取り込まれていく。

★★★ Excellent!!!

ゲームの脆さと強さが会話することで、主人公が存在する。不死鳥と化す。無双と化す。
物語は主人公が一人称で語っており、感情の動きを表す独特の表現が目を見張る。
テンポはややスローで、話の解りやすさに繋がっている。他の作品にはない唯一無二の俺TUEEEを感じる。

★★★ Excellent!!!

悪役令嬢物語とはラブストーリーがメインで、だか多くの作品と違うのは主人公の恋愛シーン殆ど描かれない、代わりに日常でほのぼのとした異世界ファンタジーライフーが多い。

一話から見ては、がさつな悪役令嬢は主人公で大丈夫がなって思う。だけど主人公の描写、物話の進み方どれも上手で毎回更新が楽しみです。

がさつな悪役令嬢どして、ときどきツンデレの主人公が好きの人に御勧めする一作でございます。