• 主催者:藍豆
  • 2026年3月2日 10:20 作成
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参加作品数

43

参加受付期間

  • 開催中
  • 7日後終了 2026年3月9日(月) 23:59まで

企画内容

カクヨム10周年を記念して、共有世界観の創出が企画されたそうだ。

大雑把に言うと、数多の異能力者が存在する現代社会に似た世界が舞台。その力は多種多様で、操る種族も人間のみならず悪魔や妖怪、幽霊など多岐にわたる。国の存続を揺るがすほど強大なものも存在し、それらの神格性や脅威を判定する国家組織――神格鑑定局が物語の中心になるとのこと。

これについて、皆さんはどう感じるだろうか?

きっと、多くのユーザーが気付くはず。おそらく企画側が意図するのは「異能バトルもの」だろうと。しかしながら、この題材と前提ではバトルを軸にしたストーリー展開は無理がある。そう、この設定には致命的な欠陥が含まれているのだ。

欠陥とは「物語の中核を成す鑑定という行為が戦いとは無関係であり、しかも大した意味を持たない」ということ。

仮に脅威と鑑定された異能者を組織が排除するとしたら、組織の存在意義は「鑑定」ではなく「治安維持」、つまり現実世界における警察組織と同じ位置付けになる。よってメインであるはずの「鑑定」という行為は取り締まりの過程で生じる単なる副産物に過ぎず、さほど重要ではなくなる。

例えるなら、警察が容疑者を追う過程で対象をランク付けするようなもの。ランクが無くても状況に応じた捜査体制を取るはずで、結果に大きな影響を及ぼすとは考えにくい。企画の説明では「鑑定結果が社会の安全や国家の行く末を左右する」と述べられているが、どういう理屈でそうなるのだろうか?

そもそも、ここで言う「鑑定」とは何を前提に行われるものなのか? まさかとは思うが、異能者というだけで何もしていない者まで対象にされてしまうのだろうか? 

本来、罪を犯したから取り締まりの対象となるのであって、疑いの無い者を強制的に鑑定するとしたらそれは大きな問題だ。結果次第で罰せられるとなれば、なおさらである。例えるなら「人種による迫害」、あるいは「遺伝的な病気を理由にした強制避妊」に近い行為といえる。

結果として、鑑定を物語の中心に据える限り、そのストーリー展開は異能バトルがメインではなくなり、鑑定という無くても困らない地味な裏方作業にスポットをあてたニッチな作品にならざるを得なくなる。もしくは、前述のような社会問題を前提とした上で、その改善に取り組む人々を捉えた社会風刺的な作風にするか。

いずれにせよ、企画側が意図しているであろう異能バトルを中心としたラノベチックな盛り上がりは期待できない。

こういった問題を解決するアイデアを募るのなら話はわかるが、企画側が募集しているのは登場人物やら小道具うんぬんといったもの。まるで「舞台の骨組みはもう出来上がってます」とでもいいたげである。

きっと考えたのは創作未経験者で、しかも創作物を評価する立場の人ではないのだろう。でなければ、こんな誰の目にも明らかな欠陥を含む題材は提示しないはずだ。

とまあそんなわけで、この企画では「設定に自信のある作品」を募集する。読み合いではないので、読む読まないは各自の自由。

参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「設定に自信のある作品の本棚」を選択してください。

運営より

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