どうもこんにちは。主催者の加藤とぐ郎です。書くよりも読む方が断然好きな若僧です。よろしくお願いします。
【今回開催するイベントの目的】
このイベントは「第一回現代人の悲劇展覧会」と言って、現代を生きる皆さんが持ち寄った種々様々な悲劇を楽しむための企画になります。
古代より脈々と受け継がれし“悲劇”という表現の血統。現代に産まれ、育まれた貴方の心で、貴方だけの“悲劇”を演出してください!
そして一堂に集められた“現代人の悲劇”を鑑賞することで、新たな欲動の芽生えを感じ、或いは憂鬱を克服し、次なる世界へ向けて歩むための力を得るのです。要約すると「みんなで悲劇を鑑賞しよう!」ということです。
【展示作品のルール】
展示(参加)する作品のルールは以下の5つです。
・悲劇であること
・自信作であること
・メッセージがあること
・主人公を殺すのはNG
・涙を誘うようなくだらない真似はNG
上記を守っていただければどんな作品でも構いません。連載中、完結済、ジャンル、言語を問いません。
一応、ルールの詳しい説明を記しておきます。
まず一つ目について。悲劇の定義はご自身のそれに当てはまっているのなら結構です。たとえ貴方以外の全員が悲劇じゃないと言っても、貴方が悲劇であると思っていればどんな作品でもOKです。
二つ目。言葉の意味通り、自信作であることが条件です。貴方の本気の作品、傑作をお待ちしております。
三つ目。メッセージとは言いましたが、教訓的な物を求めている訳ではありません。例えば、「人間はこういう生き物だ!」とか、「本物の残酷さとはこういう物だ!」等といった貴方の主張、貴方の想い、貴方の願望、とにかく貴方の魂が込められている作品が好ましいです。
四つ目。作中で主人公を死なせないでください。生死不明はOKです。主人公を設定しない作品であれば誰を退場させてもOKです。とにかく主人公の死を直接的に描くことは禁止です。
このルールを設けるかどうかは正直悩みました。死は生と同じくらい重要なテーマたり得るものです。しかし今回の主題は飽くまで“悲劇”。死んでしまったら悲しみを感じることもできなくなります。なので、主人公は生かしたまま結末を迎えてください。
※連載中の作品にこのルールは適用されません。
最後、五つ目にして最大の絶対ルール。涙を誘うような真似は厳禁です。“悲劇”なのですから、思わず涙を流してしまうようなお話になるかもしれません。しかし、「読者に涙を流させよう」というような陳腐な意識で作られた物は一切認められません。
逆に言えば、そのくだらない意識さえ透けなければどんな作品でもOKです。「私の思う最大の悲しみと不幸を描きたい!」、「読者の心を破壊してやる!」や「予想を尽く裏切ってあっと言わせてやる!」といったような心構えならばOKです。とにかく、「涙を誘ってやろう」という鳥肌の立つような物の考え方に固執している作者様の参加はご遠慮願います。この展覧会に平凡な作品は似つかわしくありませんので。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございます。この展覧会で、少しでも貴方が“悲劇”について考えてくだされば幸いです。人は何故、“悲劇”を作り、演じ、観るのか?そして、現代人が紡ぐ“悲劇”に、何が隠されているのか?展覧会を通して、その答えに少しでも近付きたい。近付くための勇気を得たい。そしてその成果が皆さんの幸福に少しでも貢献できることを願っております。
たくさんの方のご参加、心よりお待ちしております。
参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「「第一回現代人の悲劇展覧会」あなたの作り上げる至高の悲劇を展示しませんか?」を選択してください。
目を止めてくださってありがとう。 この呪いは、拡散してどうなるものではありません。 けれど、少しだけ、私の呪いが薄まるかもしれないと、期待してしまうのです。 怖くはありません。あ…
このイベントの参加受付は終了しました。ありがとうございました。
#1
図書館の児童向けファンタジーコーナーが大好きでした。主人公とともに物語の中を駆…
#2
#3
創作時にはなぜか脳内に音楽が流れます。或いは、聴いた音楽から作品を創造すること…
#4
よろしくお願いします! イメージを言葉に!
#5
頭の中の妄想に色をつけて、設定を練り込んで、人格をこしらえて、喋らせて。設定は…
#6
本城 冴月と申します。楽しんで書いていこうと思いつつ、やけくそで書くこと多し…
#7
————そこに、何が見える? 本当は何があるのか、それとも何もないのか。 底の…
#8
ペンネーム変えました。 あと、しばらく更新が止まっております。また、しばらく更…
#9
はじめまして、アヤナミ シュウスイです。 【note】 https://not…
#10
趣味で小説を書いています。