「納骨」を含む小説

自分が作詞、ボーカルを担当してるバンドの「カルマ納骨堂」と「雨の日曜日」という結成初期からある2曲の続き物の歌詞の世界を一遍の物語に著してみました。

【大阪「うめきた」に人骨１５００体　江戸～明治期、庶民埋葬】 　大阪市教育委員会と市文化財協会は１３日、ＪＲ大阪駅近くの大深町（おおふかちょう）遺跡（大阪市北区）で、江戸時代末…

指先を伝い原爆供養塔納骨名簿の声がきこえる

派遣社員として東京で一人暮らしを送る及川圭介、47歳。独身。 就職氷河期に夢をあきらめ、工場の寮で働く日々のなか、家族とも疎遠になった。 ある夏の日、田舎に住む父親の訃報が届き、…

大往生したおばあさんが語る近代的な「巨大マンション」で過ごす毎日。自動搬送式納骨堂の日常を小説化してみました。

東京から山形に嫁いだ私は、ある年の五月、祖母の納骨を兼ねた法事に初めて参加することに。 ところがそこには、想像を超えた「不思議な供養のかたち」が待っていた——。 本堂をぐるぐる…

「余は介護職員である」の筆者の、介護とは関係ない小品。実話である

実話を元にした怪談なのでホラー要素はすくないです。

同じクラスのツジモリカナエが自殺をした後に、２人の女生徒が行方不明になった。 ２人はカナエをいじめていたのではないかと疑われて、家出をしただけのような気もするが、学校ではカナエの…

一年前の夏、大好きな姉が死んだ。溺れた私を助けて。 納骨をすると告げられ反対したその日、最愛の姉が幽霊になってあたしの前に現れた――。 仲良し姉妹が二人三脚で歩む、絆とお別れの物語

旭光太郎は、東京の出版社で週刊誌の記者や書籍の編集者として働いていたが、先輩が経営する地元札幌の出版社を引き継ぐことになりUターン。その直後に祖母が亡くなり、納骨時に墓で骨室を開…

一度も会ったことのない父の訃報が届いた。送り主は腹違いの姉だった……「Ｓ**の天皇」「旅館王」と呼ばれた父の納骨のために私は一人、父が経営していた旅館を訪れる。

神崎小太郎が初めて描いた本格的なホラー小説は、東北の奥地にある「三日月村」を舞台にしています。この村は一年を通じて満月が見えず、地図からも抹消された謎多き聖地です。主人公の美咲は…

　閏年には墓を建ててはいけないらしい、という迷信を元にしたお話です。 　死別の話なので少し暗いです。 【ちょっと補足：閏年とお墓のお話】 　閏年には墓を立ててはいけない。これは…

ニックの野郎は相変わらず図々しいし、ジェレミーのやつがあんなこと言うから…俺おかしくなっちゃったの？ 〈神慈悲〉Ⅲの閑話休題的エピソード。 回を追うごとに迷走していく（自分でも…

納骨の時、昔庭にアカツメクサを咲かせた金魚のことを思い出した。納骨の帰りに植木鉢を買って、妻の骨を一欠片そこに埋めてみた。

　──骨はその人間のすべてなのだと思う。 　少年時代、病弱なお姉さんに一目惚れした『僕』は、毎日彼女のもとに通っていた。ある日『僕』は胸に秘めた想いを告げ、二人は約束を交わす。…

漫画家の理一郎は、モデルのセイラと交際しながら東京で活動中。 そんななか、京都にいるおじ・敦から、亡くなった父・譲の遺骨を、故郷・高知の菩提寺へ納骨して欲しいと頼まれる。 理一郎…

シナリオ形式 【登場人物】 赤石　ヒカリ（２８）主人公。納骨堂勤務 黒木　アヤミ（３４）ヒカリの先輩 水沢　ハルト（３０）会社員

大往生の末、男は火葬された。 その後、納骨されて成仏するかに思えたが、そこから全ては始まった。亡者が溢れかえり蘇った世界で、家族と少女を守るため、骨になった男は決意する。気骨ある…