「第32回電撃小説大賞短編 第３２回電撃小説大賞」を含む小説

※ネタバレ 『女性の体を持つ男性』である前川幸人は、廃墟の渋谷で生存者を捜索していた。新型ウイルスにより人類の数は減り続け、周辺に生存反応はなくなっていた。幸人は無人の渋谷…

信州、飯山藩に人質として送られた堀田珠緒は、政略のためとはいえ、自ら望んで藩に身を差し出した。 だが待っていたのは、祠に捧げられる“人身御供”という裏切りだった。 祠に運ばれた…

絵が好きなのに自信が持てない、女子高生の美穂。 彼女はある日、旧校舎の音楽室の前で衝撃を受ける。頭の中を埋め尽くす、色彩の洪水。 音楽室の中にいたのは、ピアノを前にした少女だった…

寿命を迎えようとしていた狐が、神様に願って好きな男の子に会いに行く。 冬休みを迎えた紫藤和志は幼馴染の沢村夢月と共に、冬休みに期待に胸を躍らせていた。 そんな和志にふと見知らぬ女…

　空飛ぶバイク『ウィンドライダー』で運び屋を行うカイルのもとに、ひとりの少女がやってくる。少女は魔王ライラを名乗り、自身を勇者のもとへ届けてほしいという。安請け合いしたカイルは、…

その昔、死の淵に立ったパーティーは決断した。 全力でここから逃げろ……と。 四人いたパーティーは離れ離れとなり、そのうちの一人、アインスカーラはとある街を拠点にした。 起きて、ク…

この世でもなくあの世でもない、＜その世＞の閣下のもとで働くガッツがとりえの秘書・ウナ。ウナの目標は閣下の第一秘書になることだが、たちはだかる強力な壁が一人。現第一秘書・三原だ。 …

・あらすじ（※ネタバレ注意） 　主人公森山瑛士には小学校三年生までの記憶がない。現在高校一年生になった森山は、日々感じてきた微かな違和感から自分には妹がいたのではと思い込むように…

※電撃大賞用のあらすじ（ネタバレ注意） 「巨人の背骨」と呼ばれる場所があった。 　天まで届く巨大な塔が一列に生え、塔と塔は橋のような大きな横板で繋がっている。人々はその橋に家や…

モテたいと悩む主人公カリムは、幼馴染のイケメンリアムが女性からのアプローチの多さに嫉妬しながらも自身の理想は電撃に打たれたような一目ぼれだと主張する。そんなことがあるかとリアムが…

サッカー日本代表・天鬼唯翔。言わずと知れたイケイケストライカーを幼馴染に持つ私は、これといった目標もないままに、ぬるま湯に浸かったような大学生活を送っていた。 周りの友達はみん…

【電撃大賞用あらすじです。ネタバレ注意】 　由梨亜（ゆりあ）は何か悩み事があると、海の見えるホテルへ行く。 　この日は恋人に手紙を書いている最中で、しかし上手い言葉が浮かばない。…

加藤竜二、異世界転生の運命に巻き込まれ、突如空中より降下し、魔物の巣に落ちる。彼は死後、女神から転生を告げられるも、女神は冷徹で説明を与えず、ただそのまま異世界へと送られる。転生…

　オカルトマニアの高校2年生、久語(くご)しげる。彼は「妖怪の鬼女なんて美人に決まってる！」と決めつけ、百物語をした後に出てくるという妖怪「青行灯(あおあんどん)」を呼び出そうと…

大学生の主人公は、お盆休みに両親に連れられて、12年ぶりに父の故郷を訪れる。コンビニすら徒歩圏内になく、虫の多い田舎に気乗りしないまま到着した彼を出迎えたのは、幼い頃に一緒に遊ん…

蒼真（そうま）は、生まれつき、風の音や人の声を色彩として感じる特別な感覚を持っていた。 けれどその力は誰にも理解されず、彼はその感覚を胸の奥にしまい、静かに日々を過ごしていた。 …

異世界に召喚された高校生・神谷ユウト。勇者や魔法使いといった華々しい職業が並ぶ中、彼だけに与えられた役職は――まさかの【しゃべる案内看板】だった。 戦闘能力ゼロ。移動不可。ただ…

とある時代の少女ー藤の境遇を哀れんだ神ー照子がもう一度彼女らを巡り合わせた。舞台は現代日本。行く末を見守るために学生として潜入を始めた照子。…しかしあの頃の彼女はもう既にいなかっ…

　何百年後の未来。海面の水位上昇により人類の住む大陸は限られ、国や言語が統一された世界になっていた。 　そんな世界で生きる少女、サフィニアには夢がなかった。 　それは彼女にとっ…

＊以下、公募用梗概のためネタバレが含まれます。 【あらすじ】 ハガネ使いの少女ミヤビは、どうしてもハガネ対戦で勝つ事ができない…。 ここは戦国時代が終わりを告げた日乃本國。ハ…