概要
もしもその地蔵様に祈ったら、どうなるの――?
大学生の主人公は、お盆休みに両親に連れられて、12年ぶりに父の故郷を訪れる。コンビニすら徒歩圏内になく、虫の多い田舎に気乗りしないまま到着した彼を出迎えたのは、幼い頃に一緒に遊んだ年下のいとこだった。彼女はすっかり美しく成長しており、主人公を「お兄ちゃん」と慕い再会を心から喜んでくれるが、主人公には彼女の記憶がなかった。異性との接点が希薄な主人公は何とか彼女の名前を思い出し、場は取り繕われた。親族揃っての団欒の時間。田舎でしか味わえない感覚に、主人公は来てよかったとこの時は思っていた。
「“イツ”のことも忘れちゃったの?」
そう言って悲しむ彼女を見ていられず、思い出せないまま思い出したと嘘をつく主人公。どうしてか彼女の悲しむ顔に動揺してしまうことを自覚する。
黒猫を連れた彼女に案内されて
「“イツ”のことも忘れちゃったの?」
そう言って悲しむ彼女を見ていられず、思い出せないまま思い出したと嘘をつく主人公。どうしてか彼女の悲しむ顔に動揺してしまうことを自覚する。
黒猫を連れた彼女に案内されて
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