「空の果て」を含む小説

空についての思いを綴らせてもらいました。

美少女女子高生の黒崎美遊は、ある朝母親から『肌身離さず持ち歩くように』と言付けと共にペンダントを手渡される。 どうにも厄介事の気配がするそれを身につけての登校初日、早速下校途中に…

あの日、僕は山にいた。 大好きだったお婆ちゃんが、行方不明になった日に。 高校を卒業して、家を継ぐことになった木下ユウスケ。 彼は学生時代に、いじめられた過去を持っ…

青い空はいったいなんで青いのだろうか？ 私は雲一つない青空がとても好きだった。 そしてある時考えてしまった。 いったいどこが地球の境目なのだろうか？ 青と黒の間はいったいどこなの…

雲が動いて見えるのは、地球が回っているからだと思っていた。 人はみんな優しいものだと思っていた。 夢と常識を壊された少年は諦念に到達した。 結局、期待と幻滅を繰り返しながら、…

　地球暦854年、世界は人の手により一度滅んだ。 　荒廃した地球と発展した技術によって地球は大気圏にコロニーを構える空人と地上での生活を続ける地上人に別れていた。 　ある日、少女…

新人パイロットのエルナ・グライヴィッヒは青空を見上げた。誰も飛んだことのない青一色の空の果てへ、幼き頃に見た美しく清浄な青空を思い描いて。 エースパイロットのユウジ・サガミは目を…

【短編：一万文字以内】【完結】 十五の歳になった少年ヒアカは、村を出て世界の果て、空の端っこがどうなっているか見に行ってみることにした。 過去に見に行った人は、みんなしょんぼり…

「一人旅もいいけど、たまには誰かと一緒じゃないとつまんねぇもんな」 「そうですね。俺、一人は苦手なんで」 空の果てと、もう一つの果てを探して。 旅をする人間族の青年のお話――。

ねぇ届きますか。 この空の向こうに。 ねぇ聞こえますか。 この空の果てまで。 いつか、この想いは、かないますか……？

葵は親友の詞の死により走る気力を無くしていた。 そんな葵のもとへある日、死んだはずの詞から手紙が届く。 そこには二人で目指した舞台への想いと、葵へのエールが書かれていた。 葵は再…

人類滅亡の危機に瀕した人類は、ついに「魔法」の力を手にいれた世界。あまり勉強が得意ではない柏木涼太は、今年から名門魔法学校に入学することになる。この学校は名門ながらも光る一芸があ…

会社員理恵は結婚を間近に控えていた。幸せになれると思って過ごしていた日常が突然変わる。 不条理な現実に錯乱する理恵に次々に訪れるさらなる恐怖の日々。

ひとりの男と、巡り来る夏にまつわる短編集。エピソードは随時追加いたします。 『星を待つひと』―男と、彼が海岸で出会ったイルカの話。 『清夏』―男と、小説を書くのが好きだった少年…

最近自分が考えたことを書き記す。注意点としては読者の中には不快さを感じる人がいるかもしれない、ということである。自分なりに論理的な整合性は取れたうえでの記述なので、適当なことを書…

国境なき翼。 強力な武力を持ち、周辺諸国を震撼させるヴァーラーン帝国がもたらす百年戦争の終結を目指し結成されたその武装集団を率いる女、アイシャ。彼女が駆る鐡翼の前を翔ぶ敵は、全て…

昭和２年。客船に乗って欧州航路を日本に向かった主人公夫婦。 歴史の傍観者として歩きつづける２人の前で、時代は満州事変、五・一五、昭和維新、二・二六、そして、いよいよ大東亜戦争へ…

どこまでも青く澄み渡った空の世界で少女は機械仕掛けの少年に出会う。 記憶を保持することのできない空の果てで二人は何度も出会いと別れを繰り返す。 少し歪んだ青空ラブファンタジー短編