「短編/クリスマス お仕事」を含む小説

その街は不思議な街だった。 クリスマスの夜に必ず、どこからともなく鈴の音が鳴り響くのだ。 そしてそれらは必ず、小さな奇跡をもたらした。 これは、そんなクリスマスの奇跡に巻き込ま…

主人公　俊太は、寝て起きると自分の世界に本物のサンタが存在することを知る。 俊太は、そこまでそのことに関心を持っていなかったが、 自分の父親がそのサンタであることを告げられ、…

登場人物 ラキ・・・サンタクロースの青年。二十歳。 セナ・・・運び屋のトナカイ族。お姉さん。借金≪ナンバー≫持ち。 　今年もやってくる、サンタクロースのお仕事。 　ソリに積まれ…

クリスマスの夜、少年の前に現れたのはサンタさんだった。 　なかなか信じない少年に対してサンタさんはその証明をするために、少年を聖夜の夜に連れ出した。 　

10歳の誕生日を迎えたはずのイヴは、朝目が覚めるとしらない街にいました。 そこは毎日がクリスマスのクリスマスタウン。そこでイヴは、色々な人たちに出会います……。 (※2019年発…

短編創作フェス　 第1回　お題「試験」 3500文字程度の短編です。

　赤と白のユニフォームにトナカイが引くソリに乗るクリスマスで一番の功労者といっても過言ではない、あの人物。 　そう、このお話はサンタクロースの知られざる裏側を切り取った物語であ…

　私の名前は、戸中井（となかい）かな。この名前のせいで、子どもの頃から悪ガキたちに「トナカイ！　赤鼻のトナカイ！」とからかわれてきた私にとって、クリスマスは一年でもっとも嫌いな行…

「このご時世に彼女持ちがなんだというんだ。ぼっちじゃないメリクリのためにせめて日勤！」 神魔と人間が共生する現代日本。 神魔相手の事件を担当する「戦うおまわりさん」こと特殊部隊…

　今日はクリスマス・イブ。和志は一人っきりで残業だ。 　他の連中は家族や恋人と過ごすか、仲間とのパーティーで盛り上がっているらしいが、人と慣れあうのが苦手な和志は仕事のおかげで馬…

デパート入口でお客様をご案内するのがトーコのお仕事。いつもデパートの前を通り過ぎる男の子がチラリとトーコを見つめてくれる。段々と彼のことが気になりだしたトーコはそれが恋であること…

クリスマスにプレゼントを運ぶのはサンタクロースのお仕事。 だけど……？ SNSに投稿した小説に改稿を加えての再掲です。 ※ノベルアップ＋にも同作品を掲載しています。

奇跡の起こらないクリスマスイヴの夜にむさい男と少女が少数で共同生活している館にささやかな希望を届ける？ 長編の外伝 1話の短編のはずが収まらずクリスマスにも間に合いませんでした。

イベント企画会社でナレーションの仕事をしている望月かなでの元に、ある日不思議な依頼が舞い込んで来た。 『もう一度、ママの声を聞かせてあげてください』 それはママを失った少…

今日はスマスリク。子供たちからサンタクロースへプレゼントを渡すという、クリスマスと正反対の日だ。 プレゼントを期待しながら仕事を終えた僕の前に、太陽のような笑顔の息子が待っていた…