「異世界恋愛（現地主人公）」を含む小説

こんなタイトルですが、恋愛メインじゃありません。 いや、この手の話を「読む」のは嫌いじゃないんですが、いっつもフラストレーションが…… 偉い人に言われたからってさぁ、無力な幼女…

一八歳の少女、マリアは小さな田舎の国ファレルで暮らしていた。 ある日、マリアは父であるマリウスからこんな話を持ち掛けられた。 「学校に新しく幼年部を創設した。すまないが『お助…

　創世の女神の娘として、神の箱庭の中で大切に育てられた少女ラツェルは、ある日、冒険者としての成功を夢見る少年ユーゲンと出会う。 　神の箱庭にいるはずのない、普通の人間。偶然迷い…

「君はひとりでも魔王を倒せるだろう」 「俺たちは彼女や婚約者が待ってるんだ」 「このパーティー抜けるぜ！」 ――そう言い残して、勇者パーティーは解散した。 残されたのは、たった…

かつて、世に名を轟かせた騎士学生がいた。その名を、アルス・ランフォード。 弛まぬ努力と研鑽で、一時は天を掴みかけた少年である。 しかし彼は『凡人』だった。『天才』の様な優れた肉…

　センタグランド国とエネメリア国。 　ふたつの大国の戦争は、センタグランド国大幅有利なかたちで講和交渉に入り、事実上のセンタグランドの勝利となった。 　長年大陸を苛んだ戦争…

「恋だと愛だの、んもー、うんざり！」 貴族社会を飛び出したアメリアが辿り着いたのは、通称“終わりの大地”。逆立ち必須のチートスキルで開拓に挑むが、支え手必須。だけど恋はしない。理…

ギフト〝人形支配〟を持つマリオ(17)は、人形を操って戦う人形使い。 彼は勇者パーティーで魔王討伐を目指していたが、戦闘用の人形が壊れたことを理由に、勇者にクビを宣告されてしまう…

恋をした。それで充分だとヴィクリアは思った。 だから。 「さようなら、オルニーイさん。次に会ったら殺します」 ――笑うこともなく、慕う彼へ最低な別れを告げた。 国に仇する悪竜・…

大司祭にして、大地母神の巫女たる少女ファーナ。田舎の戦列を汲む大きな盾と鉄槌であるウォーハンマーを持った青年。出会うはずもない、恋に落ちる事の無い二人が出会い、徐々に距離を詰めて…

絵空事と云われてきた魔法・魔力が公になり半世紀が経過した世界で、商業ギルド［月夜の番人］所属の主人公ウィリアム・センスは旅を続けていた。ひょんなことから名も無き少女を助けた事で、…

改稿前と設定そのものが別物となっております。あらかじめご了承ください。 　19:30分頃に公開しておりました。 　平均2000文字前後、3000文字以下のとてもサラッと読みやす…

不死の呪いを抱えている天才魔法使いと、魔法使いの呪いを減らすための道具として生まれた少女の恋愛小説。 各章の最初にあらすじがあるので、途中から読んでも多分大丈夫なはず。 不遇少女…

遠く離れた王都の学園生活に不安を覚えるリリー。せめて可愛い杖を持って行こうと考えるが、うまくいかない。そこに幼馴染の少年アンディが訪ねてきて……

セツナは幸せだった。 優しい両親に可愛い弟、お互いを支え合う村人、辺境の村でこの幸せを続けているだけで、ただそれだけでよかったのに。 一瞬で目の前は業火に染まった。 これは村…

エリカ・エインワーズは貧乏な小貴族だった。 １４歳ですでに親とは死別し、爪に火を灯すような日々を送っていた。 だが、そんな彼女にはある秘密があった。 それは、かつて彼女が人間たち…

　脅威が去り、安穏となった世界ステラリエル。そこで私パム＝ウィンストリンはあこがれの召喚騎士となるべく訓練学校に通っていた。 　けれど、まもなく終学日というのに必須課題である従者…

ヒカリ歴三百年、大陸に住む異種族たちは共に大きな災禍を乗り越え、繁栄を極める最中にあった。 日々を生きる人間、ピエロと傭兵という妙な組み合わせの兼業者である青年、ワード。 彼はあ…

　魔王ヨルケス・ブーゲンビリアは絶賛片想い中だ。 　相手の女性の名はユーナ・ステラレコード、神に選ばれし勇者である。 　──二人の出会いは、幼き頃に遡る。 　魔族と人族の戦…

疫病と紛争が続き、疲弊した国。 記憶を失った「僕」は、ある資質を買われて《施設》に入れられ、少年兵として訓練を受けていた。 ある日突然、見知らぬ少年少女と共に、無人の廃墟に監…