魔法使いの使い捨ての道具――いや、燃料といっても過言ではないような存在として生まれた少女・ジュジちゃんが、伝説的魔法使い・カティーアさんと出会い、共に歩んでいく物語です。
こむらさきさんの作品はどれも美形キャラの描写ぢからが凄まじく、とても参考になるのですが、こちら不死魔のカティーアさんもめちゃくちゃ魅力的に描かれています。外見が美しいだけではなく、内に秘めた哀しい(特に元カノとのアレコレ……過去編はいいぞ)ヒストリーがよりカティーアさんの魅力を引き出してくれているのでおすすめです。
カティーアさんが刺さらなくとも褐色美形キャラもいるぞ!
というか強めの属性を持ったキャラクターを多種多様に取り揃えていらっしゃるので、読んでいてまったく飽きがこないおいしさです。文体も読みやすいのでぜひ。