「異世界の掌編」を含む小説

どこかの異世界で起きる、どうしようもない“日常”のお話。 友人の身体が乗っ取られても、 プロポーズが悲惨に終わっても、 厨房が爆発しても―― まぁ、人生いろいろ。 笑ったり、…

りゅうを倒すにはお金がかかる。追い払うのはそれより、安価で済む。 だから、竜払いという仕事がある。 同一主人公による、基本的には一話完結の旅の話です。 途中から読み始めても、…

魔法の痕跡が必ず残る世界。 魔法使用を完全に遮断するはずの魔封結界の内側で、 一人の高位魔術師が火術によって焼き殺された。 結界は正常。記録にも異常はない。 それでも空間には、…

剣と魔法の世界、滅びかけた王国、ダンジョン、神々のいたずら。 そんな「こちら側ではない世界」で起きる出来事を、短い物語として切り取ったショートショート集となります。 各話完結なの…

国民の要望に直接応える政務についた18歳王子フランツ。最初の相談者は両親が忙しくて皆で一緒に遊べない家庭に不満を抱いた5歳の少女・アリス。なら国民全員休む日つくればいいんじゃない？

二人の男が夜にドライブをしていた。 気付いたら行った事もない田舎村に着いていた。そこにはある看板があった。そこに書かれていたものとは……

たねありけさんの「【急募】月の清掃隊」の企画に参加させていただきます。 緩めなボーイズラブものです。 アイディアを形にしたら気づいたらボーイズラブになっておりました。

旅人は、実在するとも知れぬ魔法使いに会うために、森の奥の寂れた小屋へ辿り着く。 魔法とは何なのか？なぜ、その存在は消えようとしているのか？ 今、旅人と魔法使いの対談が、夜の闇を…

旅人が見つけた屍。それはかつて魔王から世界を救った勇者そのものだった。 傍に残された遺言に書かれていた、勇者の想いとはいったい？ ーー透月宙の掌編小説　記録01

「文披31題」に参加して書いた話たち。（2025年） 異世界、現代ファンタジー、ホラー、SF、恋愛、日常とジャンル雑多。文字数はその時々で変更。 綺想編纂館　朧（@Fiction…

　第三王子の兄ふたりが突然、王位継承権を放棄したために国王になることになった第三王子。彼は結婚相手である聖女と会って、玉座の間で二人きりになって話す。 　第三王子は聖女に好意を…

勇者と白魔道士は魔獣ベヒーモスとの決戦に挑む。互いの神の加護による光と闇の応酬はどうやら論理的に無限ループに至ってしまったようで⋯⋯

『あ』と『お』が喧嘩したから仲裁してほしいと、ひらがな国から調停官の『な』がやってきた。 助けを求められたのは、五歳になる息子、右際（うきわ）。 どうやら以前、『れ』と『わ』…

それはまるで天変地異、かもしれません。

ご来店有り難うございます。 店主の京野薫です。 当カフェバーでは、アイルランド料理やウイスキー、ジャスミンティーや様々な季節のスイーツと共に、様々な方々の日常を切り取った物語を…

異世界転生の案内役となった新米女神のお仕事の話です。1500字未満です。

人間界と妖精郷、二つの世界を滅ぼそうとした魔王は、妖精女王の祝福を受けた一人の勇者によって倒された。 しかし、すべては初めから仕組まれていたことだった……。 人を選びそうなヤ…

　冒険者の日常を切り取りました、掌編２本です

　年老いた大魔導士ディックは後継者とすべく、三人の弟子を指導していた。 　しかし、その年まで弟子を取った経験のない彼はなかなか上手くいかず――。 　自身を「馬の骨」と卑下する弟子…