「現代伝奇 妖怪」を含む小説

　警視庁公安部の極秘部署「特殊不特定対象事件捜査課」——通称S.U.C.I.D（スーサイド）。表向きは「特殊事案対策」だが、実際は科学で説明のつかない異常事件を専門に扱う「怪事警…

『悪は滅ぼす』という信念を持つ妖艶な鬼、九条橋キリエ。 『人間のルールに従って生きる』信念を持つ、金髪碧眼のぬりかべ、アイリス。 ２人の美しいあやかしたちは、時には殺し合い、…

昔々ふたりの女の子が死んだ それは呪いか、それとも 私は知っている その死が何によってもたらされたかを だからこそ―― そんなものは怖くない そういうことに、なっている 【掲…

これは呪いの物語。 そして、祝いの物語。 怪異が日常を蝕む街・童ノ宮。 そこでは、語りに選ばれた者たちが、祟りと祈りの狭間で生きている。 物語の中心にいるのは――、塚森キ…

奇天烈怪奇な現象に振り回される人間の話

現代日本においても、日常の裏には妖怪――怪異の類はまだ健在。 そんな中、烏天狗として目覚めてしまった今井風香は怪異を討伐するもの――怪討としての生活を余儀なくされる。 しかし、…

妖怪、怪異、あやかし。 魔は現代にその影を残し、妄執を果たさんとする。 地方都市、天埜で活動するとある探偵は、人界を守るために、或いは己の目的のために、多数の怪異と対峙する

闇に生まれ、光を知る―― 閉ざされた部屋から解放されたその瞬間、彼は怪異となった。 「クロカミサマ」として、都市伝説の怪異たちと対峙することになる。 だが、その力は悪を断じる時に…

蔦木神社。近づく春祭りの準備に活気づく中、奇妙な事件が起こり始める。門外不出の絶品「鎮守饅頭」が、一つ、また一つと消えていくのだ。誰かが侵入した気配もない無い中、真っ先に疑われた…

　四方木・礼祀（よもぎ・れいじ）は霊能力者である。霊能力を博打や投資に使ってだらだら生きている父親を反面教師にして、地球の平和を守るために夜な夜な悪霊を退治したり妖怪の愚痴を聴い…

現在のあらすじ： 再び持ち込まれた生徒からの相談。生徒の父親が持つマンションのお風呂場に男の幽霊が出て、住人が出て行ってしまっているというものだった。しかしそのマンションには事件…

「祠《ほこら》の封印は、ただの都市伝説ではない――。」 転校生・榊咲希は、湊川市の学園で次々と起こる怪異事件に巻き込まれる。 130年前に封じられた怨霊、神代神社の巫女、そして…

日向夏樹は焔使いの退魔師であり、 神宮寺氷華はただの助手（？）である。 退魔師とただの助手ではない二人が怪事件に挑むオカルトファンタジー。 ▼プロトタイプ版として再掲しました。…

新しい、春が来てからの大学一人暮らし。 意気揚々と借りた部屋に住む事になった浅木八幡（アサギ　ヤハタ）を襲う、幾つもの曰く憑き――と呼ばれるモノ。 だが八幡はくじけない。部屋に巣…

舞台は神戸。近畿圏でも有数の港町である。 そこに、恐怖。欲望。愛。様々な想いがこごって生まれた妖怪たちを追う一人の男の姿があった。 人の想いの数だけ妖怪があり、妖怪の数だけドラマ…

だから一緒に、美味しくご飯を食べることにしましたとさ こちら、各話で独立した形になります。各話で横のつながりなどはあるかもですが、基本はどこから呼んでも大丈夫な形になるかと思…

夜の帳に、廃墟の影に、誰も知らない闇の中に息づく、人命を脅かす異形の神〈卑神〉。 卑神に襲われた少女・御崎叶は、卑神となることで人々を守る青年・十津川九朗と、彼と行動を共にする仮…

前原ミコトは一人っ子の小学六年生。毎年、八月のお盆の一週間、東京から大分の父方の田舎に遊びに行く。今年も父、母、ミコトの三人で、遊びにきていた。 今回も楽しくない田舎生活を送るは…

心霊現象を専門に扱う黒州心霊探偵事務所、そこの主である黒州は自由で自分勝手な自称美人のお姉さんである。 　そんな事務所に子犬系捻くれ男子である赤也は、暫く忙しくなる姉の身代わりに…

佐京光希は日下由貴、夜のコンビニから帰ることになる。暗い夜道を歩いていると、二人の背後から雑巾を踏むような足音が聞こえて来た……。 【妖神（マガカミ）】 　人を唆して悪行を勧め…