「権現」を含む小説

　一八世紀末、日本では浅間山が大噴火をおこし天明の大飢饉が発生する。当時の権力者田沼意次は一〇代将軍家治の急死とともに失脚し、その後松平定信が老中首座に就任する。 　遠く離れたフ…

“おいら”は従兄夫婦の子供の世話を焼いていた。近所の緑地公園を散歩するのは楽しかったが、あるとき乱暴者が現れて……。■ タイトルは「守護者」などの意。公園を見守っているのは誰？

　乙女ゲームをプレイしようと電源をつけると突然ゲームが光り出し、気がつくと気を失なっていた。そして目を覚ますとチートの権現、ラスボスの悪役令嬢フレイヤに転生していたっ！戦争を回避…

伊勢新九郎のちの北条早雲を主人公にした小説・漫画は数多いが、巨神タロスを副主人公(?)とする本作はそのどれとも似ていない。原典は、kindle出版による個人誌「ファンタジー選集」…

　今回は南方(みなみかた)のかいらしい猫の話です。猫も狐狸に負けずよう化けよります。高校球児に化けて甲子園に出る程度は冷めたおみいさん食べるようなもんです。今回も例によって徳島の…

Twitter上でみつい(@Ehu08lixjYEIXde)さん主催の自主企画『#一反木綿短編企画』参加作です。（カクコン参加許可済み） 【あらすじ】 　とある時代のとある日没…

京都鞍馬山にある大杉権現社。 その瞑想場で見かけた青年の姿に心を奪われた。 今日もまた瞑想場へ向かう。 青年の姿を期待して。 青年が感じたものを体験するために。 KAC202…

命を絶った僕は薄らいでいく意識の中、１６歳の夏休み、という過去に戻っていった。 故郷・山形への１人旅。そこで出会ったどうしようもなく古く鄙びた汽車に滅入りながらも誇らしく思う気持…

平和な異世界で、勇者が召喚された。 国の威信と技術の進歩の為に、一人の異世界人が、呼ばれてそして死んだ。 彼らは自分たちが何をしてしまったのか、分かって居なかった、長…

惟任日向守こと明智光秀は、己にそっくりな老僧、随風を見つけて影武者として雇う。 武田家を滅ぼした祝勝の宴席上での失言。石見、出雲への転封の内示。そして、安土における徳川家康の供応…

山陰の漁村、龍蛇集落に住む高校生、真島御華子は一人の美しい青年と出会う。御子神省吾と名乗る彼が訪れてから、しだいにいままでこの辺鄙な集落に隠されていた世にもおぞましい秘密が明らか…