ファウスト(異世界社長戦争参加作品) メイン2

坂口航

ファウスト

 名前:ファウスト(都合上、このように名乗っているが、別に正式な名前のようなものは存在しない)


 外見(人間):黒色の髪に、所々金色の髪が混じっている。若干、長め。

 顔つきは外国人っぽく、鼻筋が通っている。

 パーティー用の紺色のスーツを着て、手に黒の手袋をはめており、首には白いストールを巻いている。


 外見(本来):毛のない角ばったオウムのような頭をもち。うねりながらも対称な角がはえている。

 目は魚のような無機質ではあるが、笑うとそれはくしゃりと歪む。

 コウモリのような形の透明な羽を持ち、わずかな光も反射する。

 手は猛禽類にも似た鋭利な指になっている。

 他の部分はどちらの姿でも同じである。

 また、部分的に変化させることも可能である。


 性格:『我輩』という一人称を使うところからも分かるように、かなり高圧的である。

 食事のためならどんな場所でも向かうほど食欲の権現である。

 ただし、別次元で行動するときは、物事をスムーズに運ぶため『僕』という一人称を使い、爽やかな青年を演じている。


 経歴:魔界にある、『宙飛ぶ球状の大海ソラリス』の第八深層付近に住んでいる。

 普段はそこでゆっくりと色んな魔道具を造りながら過ごし、空腹になると深層を少し上がり、好みの匂いをかもちだすものを探す。

 大悪魔の一人としても数えられており、様々な次元の物語に出てくることも。


 食の好み:彼が食すものは『形をもたない概念』である。(ようするに感情や寿命、魂といったモノ)そんな中、彼が好きな味は『プライド』と『絶望』の二つ。

 それも、加工して作ったものではなく天然モノではなくてはならないなどこだわりが強い。


 戦闘スタイル:鋭利な爪での近距離が基本。相手が強ければ、お気に入りである七ツ魔道具を使うことも。

 魔界では大悪魔の一人ではあるが、別次元だと身体機能が著しく落ちてしまう。

 そのために魔力で無理あり強化しているものの、魔力が切れるとその世界から弾き出されてしまうことも。

 魔力回復方法は、魔界の果実を潰すことによって出る瘴気を吸う。もしくは、食事をすることで回復する。

 また、多くの魔物も使役してるため、それを利用することもある。


 参加までの経緯:魔界では不自然なほど多くの裂け目が現れるようになり、そこにたくさんの魔界生物が飲み込まれる事態に。

 暇だったので、その裂け目を調べていると、奥から自分好みの匂いがたくさん流れこんでくる。

 沸き上がる食欲を抑えきれず(そもそも抑える気など無かったが)裂け目へ飛び込み、カンパニーがある世界へとたどり着く。

 そこに溢れる極上の料理を、なんとしてでも食べるために、一番勝手がきく陣営に入ることにする。

 戦争には、全く興味を示さず。ただ、己の食欲を満たすためだけに戦う。








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