「本格歴史小説」を含む小説

架空歴史。 一見すればそれはライトノベルファンタジーである。 しかしながら、架空でありながら歴史、まだ自分が知らない世界のどこかの国の歴史であると誤認されるような、そんな水準。政…

時は平安時代。とある姫君と若君の恋物語。 ※近況ノートにイラストも載せています。

天下人として信長が目指す世界。天皇を中心とする朝廷。家臣たちの思わくが絡み合いながら、歴史はひとつの方向に動いていった。

　「ローマ帝国三世紀の危機」と呼ばれる「軍人皇帝時代」の、巨大な渦巻にも似た激動に巻き込まれるマクシミヌス・トラクス大将軍。彼が持つ武力を背景に、果たして彼はローマ帝国皇帝の座を…

第１１代インカ帝国皇帝ワイナ・カパックの死後、無敵を誇ったインカ帝国は、内戦を経てその勢力に急速な衰えが見え始めた。 インカ帝国のラストエンペラーだったアタワルパが、スペイン軍に…

国立羽根美術館で起きた謎の死。館長の遺体の周りに散りばめられた純白の羽と、消えた金色の羽根のブローチ。新任警部補の御子柴美咲は、美術館という密室の中で、それぞれの秘密を抱える関係…

仁徳天皇の一代記を、歴史エンタメ小説として書けないかとチャレンジしたものです。 とにかく、小難しくて敬遠されがちな古代ものを、いかに取っ付き易くしてエンタメに振り切れるかと苦心し…

室町時代末、ローマイエズス会の宣教師たちは、宗教改革に伴う信仰の拡大を求めてアジアに新天地を求めて、数多くの宣教師たちを送り込んでいた。 日本には、フランシスコ・ザビエル神父が鹿…

四方を山と海に囲まれた陸の孤島のような今井町で、神社に供えられた生首が発見された。ニュース番組でコメンテーターを勤める鬼牟田圭亮は番組プロデューサーでイタコの末裔・西脇と共に事件…

イベント本格歴史小説で集まった作品で自分が良いなっとおもった作品を勝手に表彰する作品です。

天王山の大戦で主君惟任日向守（明智光秀）と死に別れた坂本五郎太は、うねるような陀羅尼を鼓膜に受けつつ馬を駆けさせるうち、見慣れない光景の中に己を見いだす。 大恩ある主君のために…

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330665875033293 　舞台は中世・…

　時は戦国、山深い大木村に、「巫女姫」と呼ばれる少女がいた。年は十九、小夜（さや）という。風を操る不思議な力を持っていたが、その力は村内だけの秘密とされていた。 　ある日小夜は山…

1814年、フランス。 首都パリが敵軍の手に陥ちた絶望的な状況の中、フランス軍元帥ミシェル・ネイは主君である皇帝ナポレオンに退位を迫った。 それから一年。エルバ島に流されていたナ…