「昭和の映画」を含む小説

会社、家庭、都会の喧騒、人間関係…。全てから逃げ出した、壮年期の後半に差し掛かった男。北へ向かう電車に飛び乗り、名もない駅で降りた男は、寂れたシャッター商店街を歩く。ふと、昭和の…

入院中の旧友を見舞いに訪れるた「私」 怪我のこと、入院生活のこと、あれこれバカ話を続けるうちに、なぜか話はジャッキー映画のことに 途中でもうひとり加わってオジサンたちは昔見たジャ…

第1部「乙女の望み」… 浅草オペラ編。大正15年(1926年)から昭和2年(1927年)頃。 第2部「花のゆくえ」… 無声映画編。昭和2年(1927年)から昭和3年(1928年)…

昭和38年。テレビアニメが初めて毎週放送された頃。アニメは子どもが観るものであった。だが、その時代にもその世界に魅了された大人は、いたはずである。そういう一人の、就職を控えた大学…

今は、酔っ払いでちゃらんぽらんな❝びーる男爺さん❞ばってん、激動の昭和から平成・令和へと細々と活きた東森シゲルくん。思い出話から現実へ　２０２４年もドップリ暮れはじめ、巳年の２０…

昭和の昔、瀬戸内の島々に住んでいる人たちに図書や映画を紹介するために島の港をを巡る移動文化船がありました、島の歴史、料理、島民の人情、戦争の傷跡、は文化船の船長はその島に住む自分…

(２０２４年、カクヨムコン９に向け改定加筆版『一蓮托生～蓮華の下で結ばれて～』 https://kakuyomu.jp/works/16817330663745590547 を執…

脱サラの隆雄は訪問販売に転職したものの、営業が下手で商品を売ることができなかった。

活弁全盛の頃、ボクは熱烈な活弁フアンだった。母親に連れられて行った映画館。活動弁士の熱のこもった語りに、ボクはすっかり引き込まれてしまった。大人たちに混じって、映画館通い。しかし…

芸能界一（？）シャイなバンドマン。「俺は出たくないからね」その一言が裏目に出て、あの大物俳優とまさかの共演！？ 偶然と誤解が織りなす、偽俳優のはかなくも熱い一夜。 ＊この作品は…

『文学フリマ札幌』及び『北海道コミティア』にて刊行したコラム本（コピー誌）のネット再録です。 かなりの部分を加筆・改稿してあります。 紙の本を再販する予定も無い為、ここに収めま…

「見えたんやて、本当やから」「嘘つけ、そんなわけないやろ」 「本当に見えたんやから。団令子のオッパイが乳首まで見えたんや。ほんの一瞬やったけどな」学校帰り、制服姿でカバンを持っ…

昭和初期の寂れた炭鉱町。 そこに暮らす「僕」は映画館で同級生の少年と出会う。 その少年はスクリーンに映しだされる女優を指差して言った。 ――あれは僕なんだよ。 二人の少年…

Twitterでフォロワー１０００人突破企画で書きました。需要があれば続きを書きますが、なければ一話で打ち切りです。