「悪い物」を含む小説

一人の姉を持つ”私”は、姉から剣を貰った。それは、姉から私への、一つのプレゼントであり、”私”がこれから持つ何かを暗示していた。 ※セリフがほぼありません。

どこかの星の誰かが、騒がしい星に向けて、夥しい数の何かを放った。その頃、その騒がしい星では、核兵器の開発競争が激化していた。競争の中心は軍事国家キャレモンと科学の国バイロン。ある…

貴族とそれに仕える魔術師によって支配された世界。 魔術の恩恵は全ての人に与えられるべきと、魔術師であるメガクスは魔具という道具を作り出す。 それは支配する側にとって都合の悪い物…

早くに母親をなくした珠里（しゅり）は酒と女に溺れた父親にお金を取り上げられ、バイトをしながら高校に通っていた。そんなある日、珠里は虚（うつろ）と呼ばれる悪い物に襲われてしまう。襲…

【ジンクス】 最近では占いなどで「縁起の良いもの」として使われる言葉であり、よく耳にする言葉だが、この言葉の本来の意味を知っているだろうか。 元々は英語のjinxからきている言…

夏と言えば海。 近年の猛暑で苦しんでいれば、誰しも冷たい水に全身浸かりたいと思うもの。 だが、気を付けて欲しい。 海と言うのは、なかなかどうして様々な悪い物を”飲み込んで”いるの…

村長（むらおさ）曰く、村に悪い物ノ怪がいるらしく、世永神社から迷い込んできた猫又・黒斑（くろぶち）はその正体を突き止めるべく村の少年・卯之助（うのすけ）と共に村での生活を共にする…

学びたいと思う 色々と 今はやっとその時間ができた 今はね 猫の資格 観音様のお経を覚えている所

花見の最中、吹き抜ける風に約束を思い出した私は、約束の場所へと急ぐ。 誰と、どこで、何の約束をしたのか思い出せないまま、ただ急ぐ。 後味の悪いおはなし。

──生きている人間の脳漿の色とは、一体どんなものなのだろう。 大学生、礼門荘司(れいもんそうじ)は自身が趣味で書いている怪奇小説にリアリティがないと常日頃から感じていた。 自身…

TVの占いで今日は悪い運勢だと言われた。 そんな事は気にしないで出かけたが・・・ この作品は「小説家になろう」でも掲載しています

持衰（じさい）、乞食とも言われる者達。 彼らの中にはお金と一緒にお金を恵んで貰った人の悪い物を一緒に貰い厄を引き受ける司祭や避雷針の様な役割を担う集団がいる。 彼らは遠い昔は追儺…