「恋人未満 友達」を含む小説

ベッドの脇に坐っていた〈妖精〉が眠っているカナコに声をかけると、エア・コンディショナーから目を覚めさせる成分を含んだ風が流れた…… 【3/14 11:59締切】KAC2025 …

　小学６年生の九美しおりには秘密の友達がいた。妖精の豆本屋、ブック・マークだ。背中にトンボのような羽を生やし、緑色のもじゃもじゃの髪の毛にピンクの肌、白いエプロン姿をしている。 …

フラれて泣いてたあたしのこと ずっと好きだったと言ってくれたのは、 おとなりの大学生くん ……あたし、明日から別の恋をするのかもしれない

もう恋なんてしない。 そう誓っていたのに、忘れられない人が出来てしまった。 その彼女とまさかの再会をした俺は…… 諒……店舗デザイナー、デザイン事務所勤務 碧衣 ……パ…

★幼馴染みを好きになる。ありがちですよね★

三月三日、ひなまつりの日――さくらと鉄太郎は、同じ中学から卒業し、別々の高校に進学する。夕暮れ時、桜の並木道を歩きながら、同じ中学生としての最後のひとときを過ごす。 このひととき…

KAC2025でお題小説に取り組む高校生の健太は、トリが降臨する夢を9回も見ていた。「4日以内に○○に関する小説を書け」と夢の中でも強いられていた。放課後、幼馴染の茉莉に相談する…

大学の同期の柚月は、レズビアンかつ遊び人の女の子。噂では、しょっちゅう女の子をお持ち帰りしているらしい。そんな柚月は、友達の女の子の中で、なぜか私にだけは手を出してこなくて、別に…

　私は目覚めると、彼のことを思い出しながら毎朝の日課をする。 　壊れてしまったものは、もう元には戻らない。 　無茶だと思いましたが、8テーマ全部盛りをしてみました。 　生理的に…

社会人6年目を目前にした3月。 私は誰よりも信頼している同期の君から、突然会社を辞めると告げられた。 ―当たり前の存在がいなくなってしまう このモヤモヤとした気持ちは何なのか。

魔法のiらんどショートストーリーコンテスト(テーマ「好きな人の好きな人」)参加作品です。 高校受験を控えていた私は、立ち寄った書店で彼と出会った。 たまたま本を取ろうとして、互…

眠れない夜にコンビニへ行く女と、その同居人の男の話です。 魔法のiらんどショートストーリーコンテスト、『友達以上恋人未満』のテーマで書きました。

現実世界での友達付き合いをやめてぼっち生活に勤しんでいた丹下龍之介の居場所はネットゲームの世界。ネットゲームの相棒アイリスは自称、可愛い女子高生で愛嬌と溌剌を振りまくような性格。…

　別に幼馴染ではないけれど、仲の良い二人。 　今までは「幼馴染だったっけ？」と聞かれることばかりだったけれど、遂に「付き合ってるの？」と聞かれ……。 　魔法のiらんどショート…

月を追いかけても、近づいたように見えても、それは目の錯覚。２人の関係に、そっくりだね

ふと浮かんできた言葉たちを紡いでみました。 SNSというとても身近で、だけど遠い距離の中で生まれた感情。 言葉で繋がる関係をなんて呼べばいいの？

──人生、結婚が全てじゃないと思うんだ── 「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト 【友達以上恋人未満】部門　参加作品です 大人の男女二人の間に流れる、静…

突然手を繋いできた良太は「杏さんの手はあったかいね」とにこにこ笑った。 だからあたしは言ってやった。 「手があったかい人は心が冷たいって言うんだよね。……手、離してくれる？」 す…

高校2年生の冬。文化祭の準備をきっかけにもう一話すようになった主人公の凜と華。 二人は幼馴染で小さい頃は仲よく遊んでいたが、中学を境に自然と距離ができ始めた。 高校生にもなるとた…

　閉ざされた王城を抜け出し、自由を求めて森へ向かう王女アレッサンドラ。 　そこで彼女が出会ったのは、名前を持たぬ不思議な少年だった。 　生意気で口が悪く、それでもどこか寂しげな…