「勉強机」を含む小説

　母が急病に倒れ、そのまま息を引き取った。 　葬儀を終えた後に数十年ぶりに俺は実家に帰った。自分の部屋の整理をしていると勉強机の引き出しから見つけたのは高校の卒業アルバムだった…

　8月23日 　高校生最初の夏休みも終盤。 「俺」は暇を持て余していた。 　友人と遊ぼうにも皆が皆、予定があるといってはそれっきり梨の礫。 　勉強机に広げられた、夏の課題…

登場人物＊嬢 只の漫画好き。ブックオフ大好き。勉強机の収納スペースが漫画で埋まっている。ジャンルではなく表紙の絵柄で選ぶ派。

1話5秒～30秒で読める会話劇です。 「カクヨムでアドベントカレンダー2023」という企画に参加中。 https://kakuyomu.jp/user_events/168173…

「夜の一時三十分をまわりました。十一月九日木曜日、ここからは、『夜風のRADIO』のお時間です！」 勉強机の上のポータブルラジオが、肌寒い夜に彩りを与える。

ここは勉強机の上。文具たちは今日も会議をします

不登校気味の僕は、周囲の大人達に言われるがまま別の高校へ転校させられることになった。学校に行くということ自体に嫌気が差していた僕は、憂鬱な気持ちのまま、引っ越し準備を進める。そし…

死んで小さな鑑賞用のガジュマルの樹になった僕は、愛する女の子アコちゃんの勉強机に飾られた。 彼女に幸せになって欲しくて幸運の妖精キジムナーを産むものの、一人の少年が彼女の前に現れ…

近未来の日本。冴えない新聞記者・城崎は、ネタ探し道中に地元の高校生から「地球消しゴム」なる不思議なアイテムを手に入れる。消したい対象物に専用のパッチシールを貼り付け、地球消しゴム…

ある女の恋の行方。それを見守るのは、人間ではなく家具たち。 （自主企画終了までに完結できませんが、連載です。すみません）

　その思い出のウォークマンは、勉強机の引き出しの一番奥から出てきた。 　懐かしさがこみあげた僕は、そのウォークマンにイヤホンをつないで外の世界へと飛び出した。 　 　ポケットの…

朝、私の勉強机に男の人が座っていた。 男は一ヶ月前に天使になったばかりだそうだ。 自分の個人情報しかわからない私に、天使は「記憶を取り戻せるかも」と、対話を提案した。 長い、長い…

パラレルワールドって信じます？ 実はSF要素の中では比較的あり得る話なんですよね、並行世界って。 ※注意 パロディがひどい

決して立ち入りを禁じられているわけでもないのに生徒の出入りが少ない屋上に、ポツンと置かれた生徒用の机。お気に入りの小説のワンシーンを思い出して、近寄って、それは小さい青春の一ペー…

http://sokkyo-shosetsu.com/ にて30分で制作したものに加筆修正を加えた物のまとめです。