「写真屋」を含む小説

古都貴嗣は気まぐれに行ったことの無い場所を散歩し、心が傾けば写真に収める、それを趣味としていた。今日も心向くまま初めての土地を訪れる。そしてそこで街に愛されるパン屋、ふんわり色堂…

俳句二十句連作

これは『ダンジョン都市』ヒューディにて『道具屋』軌跡のカケラを開いた『魔女』カズと『白黒猫』モノクロのお話。 こちらは、ソロジャーナルRPG『だんじょん街の魔女商店』を作者が実…

仕事のない写真屋に舞い込んだ一風変わった依頼は、葬式のビデオを撮ることだった。 しかも、すべての過程を余すところなくカメラに収める必要があった。 残酷描写があるので、不快になる…

　人身事故をきっかけに殺しに手を染めたevil（イーブル）と呼ばれる人気『キルグラマー』。表の映えアプリで酷評だが、闇アプリでは高評価。 　そんな彼の元に“名無し“からゲームの招…

生涯を終えた猫のテツは天国にきたと思いきや、あの世とこの世の狭間である黄泉街に通じる浜辺にいた。写真館の店主９尾狐人のツムギに、うちの従業員だと言われたテツは、人外や幽霊、物の怪…

とあるきっかけで訪れた写真屋。そこにはかわいらしい女性が店主として営んでいた。 一見ごくありきたりな街にある写真屋に見えるが、とある噂を耳にする。 『大事なものと引き換えに願いを…

昭和二十八年の東京中野区に一軒の写真屋があった。店の名は写命館。そこの住み込みとして世間で賑わせる美貌を持つ坂下賀楽は持って生まれた死を体現したような雰囲気から死者を演じる死写体…

私は何もできない無能だった。どの部活に入ってもすぐやめて長続きしなかった。しかしある時ポラロイドを父にもらいそれから写真にドはまりした。それは雲海を撮りに行った日のこと。フィルム…

「殺伐感情戦線」の「閃光」参加作品です。 高校卒業の記念写真を撮影しに、小さなころから行きつけの写真屋にやってきた凛子。写真屋の舞さんとも、しばらくお別れになる……

「ねえ……本当にお父さんに……会えるの？」 住宅地のある一軒家の寝室。 七五三の写真を持っていた女の子の前で、少年が窓から侵入してきた。 一見不良に見えるその少年。彼は、化け物…

何か知らんが物語が浮かんだ時。書いたは書いたがどうしたらいいか分からん子達。そんなのがたまりに溜まって、でも連載するほど長くもなくて供養しきれず溜まっていき…………。 　もう知…

とある町のとあるすみ 桜並木の美しい小川を望むその場所には 小さな小さな写真屋があります 少し古くて懐かしいその写真屋 けれどそこには 実はちょっと不思議な噂話が 写真を通して…

いつも通りの街並みに、ひっそりと佇む写真屋さん。 今日も静かに営業中です。 あなたには、後悔していること ありませんか？