「スケッチ」を含む小説

■あらすじ 　街のマッドサイエンティストの息子、金子スグルはその独特な性格からクラスのみんなから変人扱いされていた。同じ係になった私は、彼の違う一面を見て、彼が本当にみんなから敬…

ルナールの「にんじん」みたいになってしまった。

わたしは毎年夏になると、別荘代わりの京都の祖母の家を訪れる。そのベランダから見える光景をスケッチしていた。その絵にはサックスを吹く男性がいて、毎年同じように練習しているのをわたし…

文章の勘を取り戻すために、帰りの列車で書き始める物語。だったもの。頭の体操がてらに冒頭だけ書いてみるも、書き終えるつもりが全くないもの。もしくはスケッチ。

時は過ぎてゆきます。空間はどこにでも見ることができるのに、時間はどこにも見ることができない。哲学と世界観のエッセンスが混じった、いくつかのスケッチ。夢は現実なのか？　現実は夢なの…

やっぱりピンク様の自主企画の参加作品です。 やっぱりピンク様 https://kakuyomu.jp/users/kafjx35393 続編を書いてみませんか？ https://…

見た夢や、とりとめなく想像して、物語にまではならなさそうなスケッチ的な文章を集めていきます。

十六夜先生。美大の女子大生。 底辺画商。十六夜先生にアパートの一室をアトリエとして提供している。 スケッチの中の妖精。キャンバスから逃げ出した妖精。 そして黒猫が楽しく生きてる…

コントです。1話読み切りです。

昔、愛車のアコードワゴンで日本一周した時の思い出の一コマを短編小説にしてみました。

夜明け前のベーカリー。 人通りの疎らな大通りを見下ろす喫茶室。 目覚める街を活写するスケッチ風短編小説。

リンちゃんが絵を描くのはいつも花が咲き頬る絵ばかり。 でも、スケッチしている風景には花なんて存在しない。 そんな彼女を花さかリンちゃんと呼ぶ人がいる。

　宮沢賢治が詩「小岩井農場」を書いてから、2022年5月22日でちょうど百年になります。賢治は、この詩を「詩」ではなく「心象スケッチ」という別のものだと考えていました。ここでは、…

日本の絶景。晴れ渡る青い空と普段とは違う土地。こうすることで心が洗われるようだ。 日常では満たされない、擦り切れるばかりの心が癒されるもの。それは彼にとってはその行動がそうだった…

2015年4月頃制作。どこかで出したか何のために書いたのかわからず。 おじさんの佇まいを主題にスケッチしました。 気分はジュブナイルですが、ジュブナイルにはなってないですね。 …

2016.5.5 ：文学フリマ東京 1幕ものです。居間に居着いたおじさんの幽霊。友達から聞いた怪談のテイストを目指しました。 段取りもオチも特に考えず、一人暮らしのワンルームに…

COMITIA113出品「ぼくらの時代 もしくは、機嫌の悪い女たち」の一編です。 ジャンルは日常。日常系？ではないですね。

僕には忘れられない人がいる。 彼女は高嶺の花で、誰もが一目置いていた。 僕と彼女は美術部に所属している。僕は彼女を内緒でスケッチをしていた。 ある日、僕は彼女の秘密を知った。 僕…

絵を描くのだけが取り柄の高校生･深春は、学校で高嶺の花子扱いされている美少女･春陽に「モデルになってください。」と頼む。断られるかと思っていたが、春陽は難なくOKを出し、スケッチ…

8分で読める短編です。メモ帳を片手に街を歩いて記録した出来事から小説を書くスケッチシリーズです。コロナ禍が始まって、厳しい警戒態勢が明けた頃でした。