「カクヨムweb小説短編賞応募作品」を含む小説

　 　時は西暦22××年。春のこと。 　未だとりあえずスマホというテクノロジーは手放せないようで、しかし小さな画面をいつまでも首を曲げて眺め続ける、というのは頭も目も疲れてしま…

中学1年生の鎧塚　泰己（よろいづか　ひろみ）は幼い頃からヒーローになることに憧れている。それを見守り一緒に過ごす幼馴染の御影　守護（みかげ　まもる）。ある時、ヒーローになってくれ…

冒険者を冒険者組合に紹介して、組合の依頼を冒険者へ仲介する仲介人。彼らは新米冒険者の中から有名冒険者を発掘(スコップ)することから｢スコッパー｣と呼ばれている。 中堅スコッパー…

23歳のカナダの留学生僕は生まれて始めてキスをした。 それは、安っぽくてみじめで、でも天災のように収まりのつかないものだった。 彼の誠心、自制心をなぎ倒して、あとに残った荒野…

世界最強のババアは、無実の罪で投獄された孫娘を助け出すため、わざと捕まり、監獄に侵入する。だがそこは、絶対に脱獄不能とされるア・ヴァシリ監獄であった。 カクヨムWeb小説短…

こちらの世界と異世界とが、自由に行き来できるようになった時代。 これは、疲れ果てた社会人の『僕』と『悪魔』が、酒を飲んだり夜空を眺めたりしながら交わす、ただの駄弁り合いだ。 きっ…

SFの舞台『20XX年』を夢見た高校生の話。 ついに迎えてしまった今日、2099年の12月31日。 それでも、この退屈な世界はいつも通り回り続ける。そんなはずでした。 《 カク…

カクヨムWeb小説短編賞　応募作品！ 仏具の鈴が鳴る、そこで僕は思い出を語る。

　友達から関係を進めたかった俺は片想いの彼女に告白をした。結果は「ごめんなさい」。 《 カクヨムWeb小説短編賞応募作品》

SFでよく描かれる『20XX年』を夢見た高校生の話。 ついに迎えてしまった今日、2099年の12月31日。 しかしこんなつまらない世界では、期待するようなことは何も起こらないはず…

ある夜、先輩は後輩を夜のバーガーショップに呼び出すが後輩はなかなか現れない。先輩はイライラを募らせるながら水っぽくなったコーヒーのおかわりをしようと思い立つ。 登場人物 …

事の発端は、どっかのバカだ── 動画サイトに垂れ流された悪魔召喚プログラムによって異世界と繋がってしまった現代。 警備保障会社に勤める輪成圭護は、ある日所長に幼い双子を預かるよ…

とある休日の朝、死神と名乗る少女が僕の前に現れた。どうやら僕の命を奪いにきたらしいのだが、最後にお願いを叶えてくれるらしい。 なので、僕は……ある願いを口にした。 …