「どちらさまでしょう」を含む小説

大学2年生の久島　晴乃介は1人で旅行に来ていた。 本来なら彼女と付き合って1周年を記念した旅行になるはずだったが、旅行3日前に彼女の浮気が発覚。 別れた晴乃介は、予約していた旅館…

亡くなった祖母の京都の染め糸屋をついだ麻琴（まこと）は、ピンチだった。 常連客は高齢でどんどん店からはなれていく、おのずと店の売上は右肩下がり。 東京の母からは、店をやめて帰…

87歳でその人生に幕を下ろした、ひとりの“取締役”がいた。 名を、斉藤 聡。 日本の大手総合企業で、“面倒ごと”と呼ばれるものすべてを受け止め続けた男である。 誰よりも現場を見…

主に思いついたタイトルや、一話だけ書いてみたものの倉庫だよ🐔 どちらさまも好きに見ていいよ。 そして面白そうだと思ったならば伝えてくれれば書くかもしれないよ🐔

「ついに貴様のところまで辿り着いたぞ、暗黒竜ブラックモア！！！」 「まってまって、なに、どちらさま？」 異世界からやってきた少女と、異世界の東京で少年は出逢う。 中世ヨーロッパ風…

田舎の暗闇の中、散歩して遭遇したものは。 どちらさまですか？

ここは複合商業施設。 施設内には、医療施設やホームセンター、そして飲食店などが入っている。地域の生活に密着した施設であり、幅広い男女問わず年齢層が訪れる場所。 物語のはじまり…

これは、わたしが―― 創作にあたって気をつけていること 読んでいる本や影響を受けた小説 おもしろかったアニメやゲーム なんかについて、くどくどと文章にしたエッセイです。 ど…

斎藤勇斗の彼女は、チャレンジングな人だった。 そもそもにして、顔も名前も知らないうちに告白してきた。どちらさまですかと訊く勇斗に、彼女は自信満々にいってのけた。 「就中忍と言いま…

～ただ、ささやかに生きて、ひっそりと死にたい～　そう願う少女がいた。 明治末期の帝都・東京。 手広く商売を広げる商家・三笠家の長女として生まれた絹子。 しかし、絹子の父・茂は婿…

豊島黒はクリスマスデートに幼馴染みを誘うことに成功した。クリスマス当日、いつまで経っても彼女はやってこない。交通事故に会っていたことを知った彼は病院に向かうと... 「どちらさま…

　封印塔国の守護者のひとり、今代の《剣》の聖務官として平和に尽くしていたエルセリスは、ある日留学先から戻ってきた第二王子オルヴェインと十二年ぶりに再会する。彼はかつてエルセリスに…