「#ことば #SF」を含む小説

公害病が広がる南洋の島。大学生の守江は、余命わずかな11歳の少女・恵宇羅と出会う 。少女はゲームをこよなく愛し 、豊かな「ことばの世界」を秘めていた 。背後で蠢くAI創薬企業の陰…

髪を整える。それは当たり前のようだが、宇宙では異種族の外交や交流にはとても重要な役割を備えていた。 無重力サロンで働く凪のちょっとした１日。 ・あらすじ 長期航行中の宇宙船《ミ…

第三回「幻想と怪奇」」ショートショートコンテスト　一次通過作 ちょこっと付け加えてますが、ほぼそのままです。 ジャンルSFですが、SFなのかな〜と思ってます。

人々が「最適化された言葉」だけで話す近未来。 感情表現は不要とされ、“詩”や“叫び”は社会から削除された。 高校生のミユは、そんな均質な世界に違和感を抱きながらも、黙って生きて…

祖父の遺品整理で見つけた、ひとつの手帳。 ページに並んでいたのは、見覚えのない──未来の日付。 少し不思議で、でもどこか懐かしい。 そんな“ことば”たちをめぐって綴られる、一つ…

言葉遊びが好きな、ちょっと不器用な高校生・アマネ。 ある日スマホに現れた、言葉を学ぶAI「カイ」との出会いが、平凡な日々を少しずつ色づけていく。 回文・ダジャレ・なぞなぞ・五七五…

巨人の遺体が空から降ってきた。 巨人は様々な面で人とは異なる。 死を迎える時もそう。 死んだと思しき巨人は完全に命が尽きるまでのごくわずかなあいだ、ことばを交わすことができる。 …

「狭山じしんも被害者だと思っているのかもしれません」 「被害者？まさか狭山が・・・」 「父親が不始末を起して自殺した。じぶんの才能を伸ばして豊かな人生が待っていると思っていたのが…

初詩集です。 不定期に心の内を連ねます。 詩集であり、スケッチであり、日記であり、 いつか終わるかもしれないし、ずっと続くかもしれません。

　えいえいおう、えいえいおうと声をあげながら、私たちは竹槍を突く訓練をつづけています。 　約２メートルほどの長さの竹槍をひたすら前へ振り出していると、握力と腕力がなくなってきます…

かれの瞳はどこまでも澄み切っていた。 わたしが、受け入れられないほどに。 時空を超えた恋。 そのことばのほんとうの、意味。 きっとあなたは今日、それを知ることになる。

おかしくなってしまった人とそれを観察する医師。診る者と診られる者はいつしか見るものと見られるものになり、見ていたはずの者が見られる者になり…。無限の迷宮が夢幻の世界へと誘う。

　紀元前２５０年頃、大地震と疫病の災いが、岐阜県飛騨高山の高天原（国会）を襲いました。岩手県大委日高見国の多賀より、皇子イザナギノミコト一行が救済のために高天原に派遣されました。…

––––かつて、「魔王」は「勇者」に討たれた。安寧の時代は終わり、有史以来の混乱が幕を開けた。 地上から魔物が一掃されたことにより、「大陸」の経済は崩壊。西部に位置する超大国・…

伏線を散りばめた表題作を始め、クスッと笑えるもの、ドキッとするもの、ほのぼのするもの、色々と取り揃えております。 冬休みのひと時に、どうぞ。 ※すべて既出の作品です。

いやいや、２０年くらい前に先輩から言われたことばです。実際それまで仲良しだったのに、口きいてもらえなくなりました。向こうは、でもたばこ関係なく出世するし・・・。しかし、その後の世…

英単語たちは「ことだまカンパニー」という、現実世界とパラレルワールドにまたがる会社の社員として働いている。彼らを管理・監督するのは、社長から「話にならんレベルの英語力」と評された…

砂に覆われた国があった。空は失われ、人はマスクとゴーグルで体を守り細々と生きた。 内海に浮かぶ島があった。鬼たちは伝承を守り、陸に住むヒトと戦った。 あめつちをまもるもの。ひと…