「カクヨム【短編】」を含む小説

「死にたい」 それはアイツの口癖だったが、そんなことを言うような人間ではなかった。 口癖の裏に隠された本音。救い合う二人の不器用な絆。

「若き英雄！　１９歳の青年が大悪党を滅ぼす！！」 あれから１０年が経ち、英雄は平穏な生活を送っていた。そこにかつての仲間が訪れ、彼を説得するが――。 10年後の平和の中で、英…

本稿は「第一回SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテスト」優秀賞を受賞したものの、え？　本当に拙作でいいんですか？　と不安を隠せない筆者が、第一回入賞作全２１作品がどうして選ば…

　店員の気持ちのこもらない言葉を耳に入れながらコンビニを出る。ケーキを買った。誕生日だから。右のポケットに入れたままのスマホは、ただ眩しいだけで、何も伝えてはくれなかった。別に良…

小学生の若木稔（わかぎみのる）は夏休み中、謎の老人からとある種を貰う。稔は宿題の自由研究のために、老人から貰った種を育て、観察することに――

日めくりカレンダーに書かれた言葉。それに共感する主人公(ちょっとウザイヤツです。ご注意下さい)は、今日も彼女と電話する……？

あまり人に理解されないものに恋をしていた少女。 きっと気持ちは届かないと逃げてきた少年。 そんな初対面の二人の恋バナ。

第四次電気戦争が起こり、僕の世界は変わってしまった。 カクヨム甲子園　第2回　海

謎の犬に連れられてきた異世界。そこはどうやら、滅びる寸前…？

落葉した銀杏がアスファルトにへばり付くような大雨と傘が裏返るような暴風。 一人、お墓参りに向かう少女が迷い込んだ先とはーー。

人型魔導兵器、マテリアル・ウェッポン。 その開発は頓挫しつつあった。 使用者とリンクし、魔力を有効活用するはずが……その魔力を枯らしてしまうのだ。 開発陣は考える。 廃嫡された…

先輩・後輩関係にあるだけの二人が、ただ海に行くだけの短い物語。

10歳の時、若菜は海の見える町に引っ越してきた。 引っ越し早々参加したダイビング体験で、若菜は“人魚姫”に出会う。 人魚姫に恋をしてしまった若菜は、高校生になってもずっと彼女のこ…

好きな子に誘われたからと泳げもしないのに海に行った日向佳孝。 水着姿にドキドキしつつ、自分が誘った海野斗真と一緒に話をしていた。 そんな時、ナンパをされた好きな子ともう一人の友だ…

ビルに囲まれた都会のあるホテルの一室。 政府に雇われ、楯突く者を排除し続けた殺し屋はその日、一人の天使を見た。……冗談などではなく、本当にそうだったのだ。 殺しの現行犯を見られて…