学校という閉塞的な空間であるが故に、少し飛び抜けているだけで「何となくの天才」になってしまう。そして進学で「本物の天才」に囲まれた時に耐えられない気がしてしまう。中の上くらいの学力の学校だと実際あるんですよね……そういうの。そんな彼女が今だけの「夢」を見付ける話。とても眩しい青春の話でした。