「短編賞創作フェス」を含む小説

今年もこの季節がやって参りました。というわけで、今回も最低文字数４００文字の文章を、２０文字×２０文字のキャンパスとして、本編とは別の「お題に沿った何か」を描きました。 ※20…

転生したことを思い出した主人公が、骸骨紳士にドキドキしながら、呪いを解いていくお話です。

廃れたバーの片隅で、少年は今日も日常にひそむ地獄の相談を受け付ける。 お代は結果が出てからの後払いで結構。助言を聞くか聞かぬかもお客様の自由。ただし、支払いをケチるとその後どうな…

魔物の骨を食べるとその力を手に入れることができる「骨食み」のスキルを持つヴァルクは、所属していたパーティメンバに裏切られ、落とされたダンジョンの底でドラゴンの骨を発見して生還する…

トムはいつも通り、バイト先の『春の屋食堂』で包丁を振るっていた。 常連客の西川が首を回した。 関節が嫌な音をたてた。 西川の肩こり。 それはただの肩こりでは無かった。

　仙台に生まれた、スポーツ万能な青年、極野超人。 　彼は野球、バスケットボール、アイスホッケー、アメリカンフットボールの四大スポーツをこなす四刀流の男であった。 超人は二十歳の夏…

季節外れの暴風雨が吹き荒れた翌日、建設会社に勤める相模正克が三階建ての建築現場を見回っていたところ、二階の鉄骨に怪我をした猫がいるのを見つけた。かつて自分が飼っていた猫を思い出し…

　年老いた大魔導士ディックは後継者とすべく、三人の弟子を指導していた。 　しかし、その年まで弟子を取った経験のない彼はなかなか上手くいかず――。 　自身を「馬の骨」と卑下する弟子…

聖女召喚とか、異世界から来た聖女とか、青春とか、王子とか、そういうものを全部どうでもいいと思っている若き辺境伯、クラウス・ラ・リューカス。 これは、彼が数少ないどうでも良くない…

短編創作フェス　お題『薔薇色』 死にたがりの少年は、悪魔を呼ぶために魔方陣をかいた だけど、召喚されたのは薔薇色の羽をもつ、中世的な存在 「私は、淫魔と天使のハーフ」 つま…

お題で執筆!! 短編創作フェス　第5回『薔薇色』の作品です！(◍´꒳`)b ✧••┈┈┈┈┈┈••✧ 【あらすじ】 学年一の美少女の明戸《めいど》さん。その子から好かれたいと思…

　バラ専門のフラワーショップにおとずれたひとりの青年。彼はプロポーズに黒いバラを贈りたいのだという。

誰でもいいから結婚しようと、マッチングアプリに手を出した。すると、いきなり男が現れ、私を殺すと言ってきて──

白雪姫前日譚シリーズ第五弾。 これで粗方役者が揃ったことになります。

転生して、倒した敵のスキルを奪えるユニークチートスキル“強奪”を手にした主人公フェリックス。 敵を倒すほど強くなるチートスキル“強奪”のおかげで、ハーレムを作り世界征服まで成し…

人生が灰色な者の話。

　山梨へ向かった青年、武枝真虎。目的地は亡くなった祖父の遺したお店の始末をするためだった。店には四人の美青年が残っていた。彼らは店を畳もうとする真虎の考えに反発する。 　困惑する…

宮殿内は？

かつて傍若無人な令嬢として生きていた記憶を持つ文科真夜（あやしな まよ）は自分の前世が乙女ゲームの悪役令嬢だと知っている。 なぜ生まれ変わったのかわからないまま大学生になった真夜…

死の間際、誰にも話せなかった『墓場まで持って行く話』を話す場所で、ある老人は新聞配達をしていた幼い頃の『初恋にも勝る記憶』を話す。 薔薇色屋敷という場所で遭遇した、不健康そうな…