「一話完結の短編」を含む小説

数分足らずで読めるショートショートです！ オチの斬新さと文章の読みやすさを大切にしています！ ☆おすすめの話 　『神』 　『彼方』

初夏、格安の木造アパートに引っ越してきた「俺」は、毎晩隣室から聞こえる物音に徐々に違和感を覚えるようになる。 壁の向こうにいる“隣人”の存在は、日に日に近づき、ついには部屋の中へ…

色鮮やかな青春だけが、青春じゃない。 駆け抜けるような季節の裏で、長くて重い「冬」が、いつも誰かを待っている。 これは、窓際の特等席にいた3人の話。 隣の誰かと同じ景色を見ていて…

小説家を夢見るアキトは、PV数と承認欲求に囚われ、ファンにも見捨てられ筆を折る。全てを失い、絶望という魂の闇夜に沈んだ彼を救ったのは、一杯のラーメンだった。天才ではない自分を受け…

不定期に更新する予定です。ワタシのリハビリを兼ねて5000字以内で1話で完結する物語をたくさん作っていこうと思い、立ち上げました。どこから読んでもOKです。興味のある。唆られるタ…

他人からは無価値な才能をひとつだけ、自分だけは大切にしようと行きてきた。しかし、その無意味さにも嫌気がさしてしまった。長年連れ添った才能を捨てると、部屋にはとうとうなんにもなくな…

お題に合わせて書いたもののサルベージと、あとその他のいくつかを。 短編よりも短い話の詰め合わせになります。 良ければお一ついかがでしょうか？

春うらら、散歩日和に外に繰り出せば、同じことを思った人々で公園はぎゅうぎゅうだ。ぶつかっては跳ね返りなんとか人が往来した後には、財布が落ちていた。邪な考えが頭をよぎったその瞬間、…

夜のコンビニで出会った、名前も知らない女の子。 家に帰りたくなかった僕と、ひとりきりの夜を過ごす彼女。 微炭酸のラムネと、微糖のコーヒー。交わした言葉は少しだけ、本音だった。 誰…

幼馴染みから見慣れぬ書物を見せられた少年は、その現実感の無い設定に戸惑いつつ読み進めていくことに…

普通の朝が、巨大キュウリ、関西弁の招き猫、そして謎のファントムたちとの激闘へ！予測不能な展開にあなたはついてこれるか？！

ゴールド免許を更新するために、都心を少し外れた場所にあるゴールド免許センターに赴いた私。じめっとした施設では淡々とした調子で免許の更新者がさばかれていく。私の番になり、免許と引き…

天界の発明王・ユーレカが病める友のために発明した「どんな食べ物にも一度だけ変わるチケット」は風に飛ばされ、人間界に落ちてしまう。チケットが降り立ったのは、世界随一の美食家たちが囲…

異世界に来たは良いけどもしも言語が通じなければ……？ そんなお話です。

一話完結の日常短編をちょっとずつ。 ちょっとした気持ちや、ちょっとした出来事を集めて、並べて、映します。 あなたの心もありますように。

遊び相手を奪っていく「習い事」に憤慨する小学生。しかし、高学年になり、かっこよさを身にまといたいという浅はかな動機から、自らも習い事に手を染める。遠い日の思い出のお話。 ※一話…

小さな頃から父は物静かで必要なことしか喋らない人だった。 そんな父の背中をずっとずっと見てきた。

夢を失った元エースの前に、かつて彼が救った黒猫が現れる。 「忘れ物、届けに来たにゃ」 真夏の甲子園、その一打が止まっていた時間を再び動かす――

夜毎、数メートルおきにストリート・ミュージシャンが発生する激戦区。その巷には、必ず注目を集めることができる必勝法を知る人物、ストリート・ミュージシャン・センニン(仙人)についての…

偶然見かけた怪しげなサイト。『全自動回復スキル140,000円！あなたの体力を常に回復！』詐欺のような気もするが、疲れ気味の私はつい購入ボタンを押してしまう……。