「コバルト」を含む小説

奇妙な風習をもつ町に転入した主人公の一冬の物語です。 2013年のコバルト短編賞で最終候補になったものを若干改稿しています。 ※別サイトの短編賞で準グランプリをいただきました！（…

昭和もヒトケタの時代、東京府の下谷区。 新婚夫婦が持ってきた、それぞれの茶碗。 「彼等」は夫婦茶碗ではなくとも、何時も一緒。 あるときは仲良く台所の戸棚の中から、 またあるときは…

コバルト短編新人賞もう一歩に残った話です。 自分のほんとうの気持ちはそのときにはわからないし、 いつだってあとからわかることばかりです。 はじめて書いた百合ものです。よろしく…

夏休み、中学校へやってきた幼馴染の２人。 誰もいない教室で、なかなか素直になれなくて…… コバルト短編小説新人賞・もう一歩の作品に選ばれました。

文房具のみを販売している移動販売車『クーゲルシュライバー』 店主の美子は、今日も悩んでいる。 コバルト文房具小説、選外作品です。

　当作はコバルトの短編小説賞に出すために書いたものですが、原稿用紙に移すのが面倒になったため、ここに投稿します。

チームバレルロールが作り出し、F.E.A.Rが世に送り出したハードボイルドサイバーパンクＴＲＰＧ 【トワイライトガンスモーク】 セッションを重ねる毎に個性豊かなキャラクター達が産…

薬師の少女・フィリアは誰にも言えない「力」を持っている。ある雨の夜、フィリアは大怪我を負った青年を見つけ、自分の治療院に運び入れるが……。 ※「小説家になろう」にも掲載していま…

〈神なし村〉に住むエメラは、王都の役人・ウィリスと婚約中だ。ある日、結婚式の無事を祈りに訪れた泉で、エメラは黒髪の青年を助ける。青年が語る珍しい話の数々に、エメラはだんだんと引き…

ある晩、浪人生・愛梨のもとに一人の少年が現れる。もともと猫だったという彼は、愛梨の「いちばんの願い」を叶えにきたという。愛梨は少年の姿に、昔飼っていた猫を思い出すが……。 ※「…

ある国の王曰く神に愛された画家“絵画卿”。彼の人は時として無責任な魔術絵を無差別に誰かに贈り、密やかな災禍や盲目を呼び起こした。これはその破棄と火消しに奔走する、無力で無能な子息…

それは、純粋な想いの果て。 「彼女」の「終わり」を観測する平凡な女子高生のモノローグ。 コバルト短編賞投稿作その３。もう一歩（2013年？作）

双子の姉を亡くしたばかりの「僕」の家を訪ねてきた「彼」は、人間ではないようだった。 陰鬱な夏の一幕、退魔未遂現代ファンタジー。 コバルト短編賞投稿作その２（2011年作）

ランバルド王国の王女クリスのもとに、空から舞い降りてきた男・ヴィート。 彼は先の戦争で「不死身の悪魔」と呼ばれた空軍のエースパイロットだった。 国を揺るがす二つの戦争の狭間で、二…

東京湾の海の見える街で、健気に助けあって暮らす若い三姉妹のアオハルと、その中で描かれる次女望海（のぞみ）の恋愛成就の結末は？　長女香澄・末子郁未はシアワセは？ 　懐かしいコバルト…