「ものではないです」を含む小説

「比翼は連理を望まない」より、大人同期組が現役時代だった頃の番外編です。本編軸から10年前軸になります。 夕立に遭遇し、慈雲宅に逃げ込んだ四人のお話。 【本編はこちら】 ht…

　類まれなる武術の才能をもつ中学三年の伊吹蓮は、両親がいないという家庭事情もあり、高校には行かずに働こうと考えていた。そんな彼女であったが、中学の卒業式の後、祖母のとり江に説得さ…

恋愛も人生も、その煌めきは一瞬にして過ぎてしまう儚いもの。そんな日常生活でふと思いついた、心に浮かんだポエムや詩を残しています。 「むげんほうようれんにっき」と読みます。切ない詩…

これは失踪したとあるユーチューバーが残したアーカイブを書き起こしたものです。 彼女が今どこにいて、何をしているのかはわかりません。 手掛かりがないかを確認したい人はぜひ最後まで確…

三原色でものを見ない世界があったとしたら。

誰かと、１つの共通するものがあるということだけで、何気ない毎日が素晴らしい日々になることがあります。

数百年前の戦争がきっかけで宇宙にはゴミが溢れかえった。 その中から地上に戻せる資源を探す仕事をしているヨーラは、ある日意外なものを見つけ出す。

日本で生まれ育ち不遇の人生を歩む主人公。 四十歳になって尚も童貞。モテなさすぎる人生。恋人すらできた例がない。 三十路で魔法使いならば四十路では賢者とか。 幾度となく人生をやり直…

1988年。北海道・釧路の高校から東京の大学へ進学したぼく、須崎海広（みひろ）は、陸上部の入部選抜に漏れて行き場をなくしていた。同級生の佐久間弘一に誘われて見学に行った天文部で、…

「すこしふしぎ」なお話 ○○○の話も結局、人がいるからこそで 人が多くなれば消えるけれど、逆に人がいなくなっても消えてなくなるものです 昔の話も今につながる　そんな感じ ▼▼…

　人は、負の感情が過ぎれば鬼に堕ちる。 　鬼を退治し供養すること。それが巫女である私たちの仕事。 　巫女として適正のあるものだけが通える学校、浅茅ヶ原女学校。それが私の住んで…

薬種問屋の娘・八重は、山吹色の振り袖を前に悩んでいた。 はたして自分が受け取ってもよいものか。 そして、この着物にはいったいどんな意図が込められているのだろうか。 　　　　　 K…

私の彼は写真家だった。でも、私の写真は撮ろうとしなかった—— これは、風景写真家の彼女の独白。 ノベルアップ＋で公開したものを一部修正して投稿しています。

　現代社会に突如現れたダンジョン。その攻略の様子をネットで配信するのが主流となった時代に主人公、姫野茉奈(ひめのまな)は配信もせずに黙々とダンジョン攻略を続けていた。配信をしない…

なろう全盛の今、見向きもされない古臭いファンタジー小説"無限の迷宮"。 作者がなぜそれを書くに至ったか、何を目的としたか。 前半人生切り売りエッセイ、後半自作品分析で書く予定…

舞台はとある田舎町にある楽器修理工房 そこでは、リペアマンという楽器を修理する職人たちが働いている。 主人公真日那の父は、「魔法の手を持つリペアマン」と呼ばれ崇拝されていた。 …

〇あらすじ ある日、いつの間にか非現実的な荒野で目を覚ました。 そこは荒野の砂漠ゾーンで、ずっとやっていたオンラインゲームの初期装備……しかも幼女の姿だった。 いきなり魔物に襲わ…

　崩壊寸前の国家の首都、解遊都市。そこに暮らすごく普通の女子高生、エリス・アンドール。 　通う高校が廃校になったエリスは、新しい高校「少女U.M.A.高専」に転入する。 　新しい…

アリスの"夢現の国"での生活が始まった。彼女はこの奇妙な国の王として住民たちから応対され、どこか当たり前のようにその役割を果たしていった。 　朝は広間で円卓を囲んで食事を共にし…