「猫を猫という」を含む小説

　雑貨屋「五十鈴屋」で働きながらゲームを趣味としている、何処にでもいるような青年、五十鈴裕昌(いすずひろまさ)は、保護猫カフェで片前足のない黒猫を譲り受ける。黒音と名付けた愛猫は…

　ある夏の暑い日。蝉の、耳をつんざく声をどこか遠くに感じながら、ぼーっとしていた。 さっきまで読んでいた読書感想文を書く予定の課題本は、そばに放り投げた。 読むのが辛くなったから…

子供のころ憧れていた「自分たちだけの〝ひみつきち〟」。そこで過ごす「自分たちだけのひみつの時間」。ハラハラドキドキするような大事件は起こらない。けれど、少年時代に誰もが夢に見て、…

事故って入院した俺に差し入れがあったのだが、どうにも欲しいものが届かない。

異世界恋愛短編小説です。 サブタイトルごとにお話がかわります。 気になるサブタイトルのものからお好きな物をチョイスして読んでみてください。

うみべひろたさま主催の「第三回水平線短編大賞」に応募した作品です。 準備された四枚のイラストのなかから一作を選び、そこからイメージを膨らませて話を作りましょうという企画です。 …

神道の神様が登場！日本の八百万の神の社内ポジションが明らかに！神々大集合の八百万社は大混雑⁉︎ 神々が現代社会に擬態する「神界業界」。八百万株式会社をはじめとする神々の企業が…

ある日とつぜん我が家の庭に現れた、白黒の猫との日々を綴りました。家族全員で大切に大切に育てたこと、見過ごしてしまった体調の変化。そして、亡くなった彼女への想い…動物と暮らしている…

表の顔は、みんなの天使！ 私の前では、俺様悪魔！？ 悪魔のような幼なじみに翻弄される小心者ガールと、 小心者ガールに翻弄される俺様悪魔のラブストーリー！

余りの身勝手な者が居る、でも其れを放って置けぬ物も居る。 全てを保護できる訳も無い、其の侭では消え逝く者だけしか私にも手を出せない。 猫と話が出来る不思議な者からのメッセージ、其…

不定期連載です（´・∞・｀；） 売れないアラサー漫画家「センセー」。 その飼い犬として暮らす、チャウチャウ犬の「チャウ吉」。 同居ネコの「ニャーちゃん」（本名、ワンレン・ボディ…

🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳🌳 ここは『カクヨムの森』。 Web小説家を目指すミケ🐱と森の動物たち🐰🐻🦊が楽しく暮らしています。 耳を澄ましてみましょう。彼らの話声が聞こえてくるハズです…

日頃、どんなゲームをしているのか、うっすらとわかるお話。 因みに、デッドエンドなゲームは結構好きですが、さすがに主人公が死ぬと落ち込むのですにゃ(ΦωΦ)

忘れられた屋敷。 名を捨て、世界から隔絶された神は、ただひとり、祈りの届かぬ空間に生きていた。 だがある日、箱の中から猫が現れる。 無遠慮に生活に入り込み、寝床を侵し、供物を奪…

人間社会と同じ、猫社会にも様々な営みがある。 それぞれの猫の、それぞれな生きざま。 今日もまた、たしかにそこで、その猫たちは生きていた。 ※一話完結のショートストーリー

都会の一室、埃と薔薇の香り、猫の背に宿る三粒のしこり。 彼女と過ごす怠惰で微熱めいた日々の中、私は確かめるように彼女の背、タマの背、薔薇の棘に指を触れ、渋い紅茶をすする。 欲望と…

家庭が崩壊し、貧乏生活を強いられながらも、学費のためにバイトと勉強を続ける守銭奴男子・古川スグル。 恋愛も遊びも無縁、そんな彼の前に現れたのは、かつて“天才子役”と呼ばれ、スキャ…

58歳の春。 事故に巻き込まれた“僕”が目を覚ますと、そこは1990年──そして、自分は25歳の姿になっていた。 偶然出会ったのは、当時まだ13歳の未来の妻・ケイコ。 ふたりは時…

カクヨム短歌賞【ナツガタリ’25】１首部門 参加作品です。 昨年のカクヨム短歌賞から作り溜めていた短歌から選りすぐりの二十一首を、更に推敲を重ねました。中々の秀作になったと思い…