「ボーイズラブ 短編」を含む小説

僕の名前は雫といいます。その名の通り、雨の雫から生まれました。 雨から生まれたので、「うっとおしいほど根暗で愛嬌がない」と、僕を作ったご主人は言って去ってしまいました。 心…

三つの単語をランダムに選んで書いた小説です。 どの単語で書いたかは、あとがきにて。

冗談みたいな世界観の向こうに垣間見える圧倒的な知性。 一つ一つの言葉の裏側に滲み出る優しさ。 前衛的なアイディアを惜しげもなく実行する大胆さ。 ――カクヨムには、セクシーな作家が…

大輔と翔は、蜜月を過ごしていた。 しかし翔には悩みがあった。 たまには、エッチしないでお喋りを楽しみたい。 初めて拒んだ夜、大輔はなかなかシャワーから上がってこなかった。 ほのぼ…

とある架空の国に学園を舞台にした、人が死なない推理ドラマ（BL）です。 ※以前別の電子書籍サイトにて投稿させていただいたのを、許可を得て再掲しています。（手持ちの作品をあげきっ…

〈降臨祭〉の夜、〈大神官〉エレミヤは、近衛隊長ネブザラダンに愛を告白される。〈大神官〉は人と交わることを禁じられていたが、エレミヤもまた彼を愛していた。それこそ、〝エレミヤ〟にな…

とある幼稚園の入園式。 母とはぐれた大輔は、さめざめと泣いていた。 一方、入園式に飽きた翔は、体育館を抜け出す。 二人が出逢ったのは、満開の桜の木の下。 運命の歯車が回り始める。…

僕は、火星周回軌道にあるステーションアカデミーの一年生。かっこいい教官に憧れている、多分、普通の訓練生だったのに、なぜか死体を発見し、しかも消えていた……。おまけに、熊みたいな教…

プロット交換により出来た短編BL小説。 心臓を欲しがる中学生に付け回される大学生のホラーじみた一人称コメディ。 （本編中では）特に殺されたり血が出たりとかはしません。 エログロ…

就職活動やバイトにしくじり続けた男が、その中で傷つき、感じた胸の内を晒すストーリーです。 主題歌：「真紅の天使たちへ、「ありがとう・・・」」（http://piapro.jp/…

四神シリーズの短編保管庫。 BL要素がある場合、その他危ない要素がある場合は注意書きをさせていただきます。いずれも本編とは関係ありません 執筆当時のコメントもそのまま残していた…

【BLです】　昼休み直後のぽかぽか陽の当たる席で、微睡んでいく意識の中、急にオレの意識に飛び込んできたのは…

【短編】 皇帝が死んだ。その知らせは快哉と共に帝国中を駆け巡った。うねりに巻き込まれるようにして生き、輝かしき尊厳者の威光を汚した男は最期に何を思ったのか。

ある日唐突に世界各地の国が二分割され、戸籍の違う愛する者同士が代表として時々戦わなくてはならなくなった。 いやそれは自分には関係ないだろと思っていたお笑いコンビにも？

【BLです】　タイトルのまんまです。

ボーイズラブ小説です。短編、ただのバッドエンド話です。 恋人と付き合い始めて一年を迎えたその日、「俺」は雑居ビルの屋上でひとつの封筒を開ける。それは恋人が書いた未来の自分自身への…

【BLです】　４月1日とその次の日の小話。

田舎から出てきて同郷の先輩と暮らす大学生の馨と、高校卒業後、都内で働く潔彦。馨は一年ぶりの再会を喜ぶが、潔彦の態度は冷たい。不満タラタラの馨と仕事に追われて余裕がない潔彦の2人っ…

「この世界にまともなものなんて、数えるほどしかないんだよ」 「まともなものって？」 「たとえば、オスカー・ワイルド、スティーヴン・パトリック・モリッシー、ひと気のない美術館」