「創作フェス」を含む小説

母が亡くなった。ちゃんとした遺言は残されていなかったが、生前「散骨してほしい」と言っていた覚えがある。しかし、面倒臭い。仲の良くなかった母のために、そこまで労力を割かないといけな…

お題で執筆!! 短編創作フェス6週目【お題「骨」】

　エルフ、ドワーフ、コボルト――多種多様な種族が通う学園で。 〝ただの人間〟である日本人・ヨシヤ（主人公）は、明らかに浮いた存在だった。 　そんなヨシヤには、気になるクラスメイト…

給食の時間に刺さった魚の骨……。

日本の「四季」をテーマに、短編小説を月1回ずつに分けて綴ります！ 都会や田舎、女性や男性、老人や子ども、など様々な視点になって描くので、主人公は誰なのか考えてみてください！ 短編…

【カクヨムコン10短編　中間突破！】 カクヨムコン10短編のお題『帰る』で、書き上げました。即興短編。 作者初のホラーですが、怖くないホラーでございます。 切なくなる、優しいホラ…

「お題で執筆!! 短編創作フェス」第6回「骨」応募作品 俺に體（からだ）があったなら、君を一発、殴ってやるのに――。 遺骨になった俺は、人生を振り返る。ほんとうの俺を受け入れてく…

音もなく降り積もる雪。 白くてきれいで冷たい雪。 それらに包まれ神様の御手へと導かれるのだ。 ＊この物語は自殺を美化し、誘発するものではありません。 ＊＊＊追記＊＊＊ …

死期が近い方に羽が見えます。

格好良くて、優しい友だちのお兄ちゃんのことが気になっていたある夏の日。皆に内緒でしたコト。

お題で執筆!! 短編創作フェスに参加作品 お題『薔薇色』 長編完結済の拙作【コバルトブルーの空の下で】のコンセプトそのままに、お題に挑戦！ 【コバルトブルー空の下で】のコンセ…

美術部のぼくは手先が器用だった。だから、毎回、隣に住む幼馴染のケイちゃんのマニキュアを、不器用な彼女に代わり、ぼくが塗っていた。 『お題で執筆!! 短編創作フェス3週目』用短編…

南国に暮らすわたしは、雪というものを見たことがない。雨はいっぱい見るけれど。 雪は空から白くひらひらと舞うように降ってくるらしい。ホコリみたいな感じなのかな？ でもみんな綺麗だ…

毎週水曜に会う彼女は少し変わった嗜好を持っていて、俺の脛を叩くのを楽しみにしているようだった。

公式企画「お題で執筆!! 短編創作フェス」参加作品。お題は「雪」 ----------------------------- 白が白に見えない。 あなたの見ている世界の色は、隣り…

「お題で執筆!! 短編創作フェス」第1回「試験」応募作品 ヴィクター・ロドリゲスはブラジルルーツのアメリカ人。海兵隊員として沖縄に赴任したが、わけあって辞職する。彼の一人娘は沖縄…

お彼岸の墓参りに来た。

身動ぎながら立っている。