「カトリック」を含む小説

「おっぱいの詩」がいっぱい書かれている聖書の一節、『雅歌』。 雅歌とカトリックの伝統的歌唱法答唱詩編の技法を組み合わせて、「異常性愛」のカップルを祝福する詩を歌います。

　―――そこは、父無し子たちの場所。 　ローマの兵隊で、イスラエルに徴税に来た彼は、盗賊団に拾われ『真槍』という名前をもらう。 　彼が山賊に受け入れられたのは、彼がイスラエル…

大阪女性文芸賞にみごと落選しました作品です。 残された障がい児を育てる未亡人。しかし地区の主任司祭から「この子はあなたの夫の子どもではありません。汚らわしいＣａｇｏｔｓの血を引…

ボーロンには野望がある。それは、勿論！出版である！ネット小説に応募したボーロンは、遜り謙遜する作法は知ってはいるが、それは無意味だと考える男であった。ボーロンは変名であり本名は峰…

森と町の境にある小高い丘。 その頂上には、墓地が存在する。 普通のそれとは少し違う。 そこは魔女たちの墓地。 カトリックを信じない彼らは、魔女独自の風習と、あるいは一般人への自主…

イエスが十字架刑のためゴルゴダの丘まで歩いた道ヴィア・ドロローサ(悲しみの道) 今年のゴールデンウィークに、愛犬シーズーのシーと久しぶりに軽井沢の聖パウロカトリック教会へ 大学を…

双子の兄は実父を殺した死刑確定者であり、弟で刑務官の直樹はその舎房担当に任命された。絶対にあり得ない状況を作り上げた国の意図に直樹は翻弄される。そして無罪を訴える身勝手な死刑囚達…

出かけた講座、各メディア、本などで得た知識のメモです。 PC内に散らばっているものを、集めたいと思います、ボチボチと。

ある地方都市の山の中に一軒の洋館がある。 かつてこのあたりの村一帯を支配していた地主一族の家だ。 今は当主の男とその娘、そしてペットの男子高校生が住んでいる。 祐《たすく》は１…

（筆者註）この物語には下敷きが存在します。恐らく「カトリックの説話」だと思うのですが、筆者自身がどうしてもそれを思い出すことが出来ません。それを知りたくて、敢えて舞台を変えた物語…

　作者がいろんな宗教関係の本をナナメ読みして、インスピレーションだけをたよりに書いた短編集です。 　この作品はフィクションであり、実在の団体とは一切関係ありませんし、書いており…