「現代の怪談」を含む小説

「布団から足を出していると、足首を掴まれて引きずり込まれるよ。」 主人公の美羽（みわ）は、都内の女子高に通う17歳。 小学生の頃に聞いた怪談が忘れられず、思い出しては怯えていた…

　子供の頃、旅先で怖い本を買った。 　大人になって、また違う種類の怖い本を買った。 　何の気なしに買ったその二冊の本には、同じ場所の話が書いてあり……。 　水が関係した怖い話。そ…

会社の同僚と酒を飲み交わしていたときに、妙な告白をされた。 ※この物語は怪談です、苦手な方はご注意ください。

見慣れぬ自動販売機。そこで売られている怪しい缶ジュースを飲んだ時、再生が始まる。 以前noteでupしたものを一部修正し、upしています。

クラス会。 久しぶりに高校時代の友人たちに会うことになった。 そこで会話に出てくる『アイツ』の話。 アイツとは一体誰？ 日常の中のひとコマから始まるちょっと不思議なお話・・・…

祖母の法事のために訪れた山間の村で、近衞 一可《このえ いっか》は、違和感を覚える美貌の少女と出逢う。 焼け付くように赫い、鮮血のような虹彩を持つ少女に―― それが一可を廻る、…

ひねくれていて可愛げのない貴船千鶴は哀しいことに人間の友達ができないまま小学校六年生を迎えてしまった。給食を食べ終えた彼女は昼休みを過ごす友達も残念ながらいないので、今日もトイレ…

「私が殺したのは、友達の皮を被った人体模型だ」 　クラスメイトを焼き殺した少女は、警察にそう話した。 　その事件の十七年後、夜の旧校舎に忍び込んだ女子生徒が、人体模型に友達が殺さ…

バレンタインデーの夜、ある物を探すために雑木林に迷いこんだ早紀は、血の色をした月光のした、白い光を放つ"ソレ"に出会った――。

深夜、親友の高木から「助けてくれ」のコールがスマホに！俺はとりあえず高木のアパートに向ったのだが……。

某巨大掲示板に突如現れた『幽霊』 最初は取り合わなかったネットの住民たちも、次々と示される証拠に騒然となる。 一方事態をあくまで理性的に解き明かそうとするプログラマの神山、やがて…

〈霧歩市〉――それはどこにでもある、けれども少し異質な街。 　そこで繰り広げられる、掌編～短編のオムニバス怪談を集めた百物語です。 　また１０話ごとに一定の区切りがあります。 　…

日常を惰性に過ごす主人公にある日メールが届く。それにより異形のものを呼び出してしまう。そこから、彼の刺激もなにもない生活は二重性を孕み、大きな変化を外にも内にももたらすことになる…