「星の王子」を含む小説

　とあるヒューマノイドの少女が主人である老人を殺した。死の淵にあった彼に少女は延々と星の王子さまを読み聞かせていたのだ。なぜ、主人が死に瀕しているのに少女は助けを呼ばなかったのか…

半身を見つけた男女の話です。

オカワダアキナさん主催の『金継ぎ』アンソロに掲載していただいた小説です。 わたしにとって、たなごころでずっと温めていたいような、濡れぬれとしたところのある、とても優しいアンソロで…

2018年だから、新しく書き始めることにした。 「ようこそ」とだけ記して、微笑むことにする。 思ったことを書いていくだけ。意味があること、ないこと書くだけ。 去年のエッセイ（…

　中学生になったばかりのわたし（真野春海）は、同じクラスのちょっと変わった女の子、宮瀬葵と出会う。彼女は何もない空間を指さしては、「光の輪」や「光の線」が見えるというのだ。 　奇…

友達からおすすめのゲームを借りた悩み兄。 さっそくはじめるまではよかったが…… 悩みすぎて全然先へ進めねぇんだけど！！ ↓前回の投稿↓ 『自信科クリニックの実験用モルモット…

どんなに手を伸ばしても、絶対に届くはずがない人に恋をした。 桜が丘高校二年生の、一ノ瀬　光先輩はどこまでもマイペースで、天然気味で、少し不思議。あたし、早坂　日菜の所属している…

　思ったことを書いていくだけ。 　タイトルは他の方が『星の王子さま』について書いていたのを読み、「これでいっか」と思いました。何事にも意味はありません。ただの気分とその時の感情…

恋愛小説ばかり集めた短編集です。 4,000～8,000文字くらいの読み切り恋愛小説、自選アンソロジー。 　第一話　貧乏神 福の神 派遣会社で働く、小早川智美は、ある朝、恋人に…

新たな想区へと辿り着いた調律の巫女たちは一人の青年と出会う。 その青年は社交的、というより馴れ馴れしいという方が正しい人物だった。その青年は自らを王子様と称した。 自称、王子様の…

　誰だってほんとは 　赤ちゃんみたいに 　素直になればいいんだよ―― 　気楽に生きる高校生 　　泉谷恭平（直情型・頭ユルい系男子 　心を閉ざした同級生 　　早瀬琉依…