星の王子様って誰だろう。

作者 紅蛇

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★★★ Excellent!!!

どんな一日も、どんな自分も、存在を否定したりはしない。
楽しい日も、悲しい日も、忘れたい日も、書き留める。
「こんな日もあったな」と、笑って読み返す日が来るから。

綴られる言葉はとても純粋で。だからこそ読み手の私は、ひたすら共感して頷いて。
もっと沢山の方にこのエッセイを知ってほしいと、心から思うのです。

★★★ Excellent!!!

瑞々しい。きらきらしている。
などと、凡百の言葉で触れようとしたのだけれど、するっと言の葉はそこから零れ落ちて、次の舞台の幕が上がる。

美しい。ゆらゆらしている。
私は次の言葉を探すけれど、再び世界は反転して、次の劇場の幕が下りる。幕間。上がる。言葉はもう、そこにはない。

つまり、言葉というものは、その時その時の鏡であり、ほら、結局のところ、どんな事でも、どんな時でも、どんな場所でも、自由に綴っていいものなのだ。
ほら、そうしているうちに、新しい言の葉は紡がれる。

私はその言葉をただそっと掬って、こくりと頷くばかりである。

★★ Very Good!!

愛おしい、と思いました。

文章を通して、
かつて女の子だった自分の姿を思い出せるからかもしれません。
みずみずしい、日記、エッセイ、随筆。
どれでもあってどれでもないのかも。

今日は何でもない日だけど
今日という日は二度と来ない。
そんな毎日が積み重なって、誰かを形作っていく。

だから
愛おしくて、でも手を伸ばしたら壊れそうで、
そっと見守っていたくなります。

大人の人にも、大人になりきれない人にも、
学生さんにも、みんなに読んで欲しいような。
でも誰にも言わないままそっと見つめていたいような。
そんな文章でした。


温かい気持ちを、どうもありがとう。

2018年追記
 完結祝いになにか書き足そうかと思ったんですが、これはこのまま置いておこうと思いました。新しいエッセイも楽しみにしています。半年経っても星の王子さまの正体は掴めないまま。私にとっては銀河鉄道の夜がそうかもしれません。本を借りたり、アニメを見たり、したはずなのに、いつも最後まで読めない。ジョバンニとカンパネルラの最後は見届けられないまま。そんな物語がひとつくらいあってもいいよね。人生はいつも道半ばだから。

★★★ Excellent!!!

その日。その瞬間。心、気持ち、自分、他者、世界、言葉、嘘、本当、喜び、悲しみ。

日常を、日々を、そして瞬間を、その心を、切り取って張り付けたコラージュ。

そっと、とても、そっと。
眺めては、ハートを置く。
それが、この作品の、いちばん素敵な楽しみ方だと思っています。

明日は、どんな日?

★★★ Excellent!!!

 作家様ご本人は、日記のつもりで書き始めたようですが、心情を中心に書いてある作品なので、私にはエッセイがピタッとくる気がします。

 とにかく、感性が若い。
 今の私には感じても言えないような率直な言葉が、ポロリポロリと作家様の胸の内からこぼれます。
 でも、その言葉のかけらに、自身の経験が重ね合わさり心地よく作品は進みます。
 かけらになってしまったのは、私がオバサンになったからかな?(汗汗)。

 誰にも言わず、こっそり覗いて読みたくなる作品ですね。
 ……って、レビューしちゃいましたけど(笑)。

★★★ Excellent!!!

噛りかけのリンゴが変色していったり、
温泉たまごのようにグツグツと煮詰められたり、
ハンバーグのように成形されたり、
トンボでごろごろと平らに均されたり……。

たくさんの段階を経て、
ベルトコンベアーに乗って、
同じような大人が量産されて──。

それでも夢に見るのです。
例えばこの日記を読んだ時に、
『ああ、懐かしい!』と思える感性を、
心の何処かにしまいこんだのです。

だから、夢に見るのです。