「振り返ると」を含む小説

このめづきと申します。 本作は、千古不易様の自主企画「エクスプロージョン！」に参加すべく書いた作品となっています。 この企画名に「おっ」となって、気がつけばプロットを練ってい…

「断る」 　　そう言って俺・浦島　秀明（うらしま　ひであき）は、幼馴染でありかつての恋人・佐久間　和美（さくま　かずみ）の寄りを戻そうという頼みを一蹴した。 　そもそも俺たちが…

[あらすじ]　 　自宅の古いマンションのエレベーターに乗り込むと、なぜか今日に限って違和感があった。疲れていた日和小春は気にせず８階のボタンを押すと突然天井の明りが消え、故障か、…

今年を振り返る作家志望の「僕」の話。

　誰が名乗ったか、この世には皇がいる。国王や、教皇などではなく、純然たる皇が。 　これは、ある書物とその持ち主の話。その持ち主は書物にある魔法を書き込んだ。 　見よ。とくと見よ。…

爆発する人間、爆弾人間の話です。 この作品は以下の自主企画のお題『背後で爆発、振り返る』で書き下ろしました。 【エクスプロージョン！】 https://kakuyomu.jp…

〜あの頃、野球ばっかりやってた〜 定年を迎えるまで42年、企業戦士としてがむしゃらに働いた。 生まれ育った故郷の地に舞い戻り、静かに暮らしている。 都会の喧騒から離れ、静かな…

明治天皇の崩御。そして時代は大正へ。 明治元年生まれの役人が、自身と共に時を重ねた「明治」という時代を回顧する。 「明治元年生まれの男が、明治45年に大正へと改元された時代の節…

若さと貧しさが交差する時期、僕は三週間を柿の種でつないだ。 空腹の中で浮かぶのは、情けなさと、ささやかな友情。 あの頃の小さな世界を、静かに振り返るエッセイです。

出会ったのは、まだ雨の匂いが漂う季節のこと。 屋上で偶然出会ったことをきっかけに先輩、理久に恋心を寄せる夏梅lの日記

学習ネタだと話が続かないため急遽月報に変えました。（笑） 「宅地建物取引士」通称「宅建士」、国家資格検定では上位に入る人気の資格試験。 不動産会社、金融機関等々で業務やお仕事上で…

　イベント用短編。

子供のころから今に至るまで、自分に影響を与えたと思われるファンタジー作品を振り返っていきます。

すれ違う誰もが振り返るほどの美少女。だがなんと性別は男であった！そんな彼を女として愛し恋人となった男との純愛ラブコメ。

佐藤富士子、御年70歳。ゲートボールと、たまに子どもや孫と会うことがささやかな楽しみ。随分と前に子供も自分たちの元を離れ、少し寂しさもあったが、優しい夫と2人、静かで穏やかな生活…

最近夏目漱石の『三四郎』を読んで、ダーター・ファブラという言葉を聞き齧りました🙋‍♂️ 「ダーター・ファブラ（de te fabula）」はラテン語で「その物語はお前のことだ」…

自分自身の波瀾万丈の人生を書いてます。 こんな生き方も参考にしてください。 もちろん、私なんかよりももっと過酷な人生を送ってらっしゃる方もいると思います そんな人からしたら大した…

　列車見張員として旗を振り、安全を守ってきた語り手が、かつての現場を振り返る記録文学的独白。 　彼が扱ったのは赤旗と白旗のみ――赤は列車を止め、白は安全を伝えるためのものだった。…

シングルマザーの母と居候の従弟の央志の三人でボロアパートに住んでいる女子高生のいをり。 どうやら最近、隣の部屋にやたら仰々しい一家が住み始めた。 近衛くん、という誰もが振り返るく…