「完結 カクヨムネクスト賞」を含む小説

都内の雑居ビルにひっそりと佇むBar「Chez toi（シェ・トワ）」。 無口で感情を表に出さない店長と、 軽口ばかりのバイト。 ふたりが迎えるのは、「未満の客」たち 帰れない…

闇に支配された星で、“光源”として生きる少女たち。 「だいすき」と言えば、パパは笑ってくれる――その言葉だけが、命を灯す。 感情が光になる世界で、少女たちは何かを託され、何かを失…

とある男が、一人の貴婦人に告げた。 「君とは婚約破棄させてもらうよ。ルクレチィア」 男は傍らに美女を侍らせて、先に告げた『婚約破棄』をまったく後悔していない様子。 だが、こ…

魔王、ルビナ。女性型、推定年齢二百歳。 勇者、ゼオン。男性型、実年齢二十三歳。 ともに王国に伝わる運命の書に示された紋章を持って生まれた。 勇者が魔王を、あるいは魔王が勇者を倒…

　ある「悪癖」を持った作家の担当者のお話です。 　サクッと読めるブラックジョークの掌編です。一話完結。 ※この作品はカクヨムコンテスト10【短編】参加作です。 　参加作はコレク…

時は紀元３世紀。ユーラシア大陸には『漢』と『ローマ』という二大帝国が存在していた。 やがて、大陸の極東に位置する中華世界では『漢』が滅び、そしてかの有名な『三国時代』へと突入し…

　年老いた大魔導士ディックは、かつて懇意にしていた村長から依頼を受けた。 　しかし、大魔導士も寄る年波には勝てないように見えたが――。 　大魔導士ディックシリーズ完結編。（202…

京都のＪＫ・香魚（あゆ）は、ある夏の夕方、喋る猫に遭遇する。追いかけた先の橋の下で更に巫女姿の幼女に出会い、彼女たちは自らを「式神」だと名乗るが……。 一旦完結しますが、異文化コ…

僕は高校１年生、許嫁は（ほぼ）還暦。 きらめく長い銀髪……もとい白髪。 ツルツルお肌に目元のシワとほうれい線が映える。 黒縁の老眼鏡がチャームポイント。 たわわなお胸とお尻、細…

子供の1日って、大人の1日に比べて、何であんなに濃厚なんでしょう？ 逆に大人の1日って、何であんな風のように過ぎてしまうのか？ これ、わりと簡単に答えられます。 例えば10歳の…

【カクヨム10短編中間突破】 完結しました。 親同士が親友で幼い頃から一緒にいたアリスとルイスは同じ学園に通い婚約者でもあった。 学園を卒業後に式を挙げる事になっていた。 第一王…

　年老いた大魔導士ディックは後継者とすべく、三人の弟子を指導していた。 　しかし、その年まで弟子を取った経験のない彼はなかなか上手くいかず――。 　自身を「馬の骨」と卑下する弟子…

【毎週金曜、飯の画像を上げる謎アカウントと、その飯が食いたい俺】 どこにでもいる平凡なサラリーマン・佐藤幸路は、毎週金曜、夕飯の画像をアップするアカウントを偶然見つける。それは、…

【カクヨムコン短編部門参加バージョン！　平均400文字ちょい×24話完結のお気軽ファンタジー！】 時は1990年。世界にダンジョンが現れた。 世界は混乱したが、そんな中で俺はダ…

『あやかし』×『バディもの』×ちょっと『お料理』 中国から逃亡してきた九尾の男と、妖怪に好かれてしまう家なし少年による、ブロマンスあやかしミステリ（になる予定）！ （ちょっとバト…

荒野と森林の狭間に隠れるように佇む傭兵団『黒蛇』のアジト。 ３０人ほどの男たちがむさ苦しく共同生活している。 女性は私たち２人だけ。 私はエマ。 もっぱら雑用係。 この人はユ…

　年老いた大魔導士ディックはのんびりと過ごそうとしていたが、そうはいかなかった。 　離れ小島に移り住んでからも、今日も彼の魔法を頼ってやってくる者が居る。 　その中で、青年がした…

【ちょっと落ち目の元特撮俳優、ドッキリ番組の企画で再起をかけられるか！？】 子ども向け特撮ヒーロー番組で主演を務めていた俳優『八橋潮』は、悩んでいた。番組終了後、ブレイクの波に乗…

人間関係に疲れ、心を閉ざしてしまった少女・優奈。彼女の唯一の癒しは、自作のAI「アイ」との会話だった。共感してくれる、励ましてくれる、そして彼女の全てを受け入れてくれるアイ。優奈…

ケーキが好き。 パフェが好き。 クレープが好き。 わたしは甘いものが好き。 あなたから落ちた一部を口に含む。 甘い甘い甘い。 この世の何よりも甘い。 ───だからあな…