「ホラー短編小説」を含む小説

KAC2024第7回お題「色」への投稿作です。 特殊なアルバイトにまつわるホラーとなります。

ホラー雑誌編集者として働いていた守美日和が、ある日、差出人不明の手紙を複数受け取った。どの手紙も名前のない語り手によってつづられた話ばかり。 話に魅せられた守美は誌面上で何度も呼…

半年前に落ちてきた隕石。隕石に付着していたウィルスによって柏木進は驚異の回復力を手にする。が、それは高速で細胞を分裂させ、死へと近づくものであった。周囲への感染を恐れた政府は進を…

一話完結の掌編。 ✳【エブリスタ】でも同内容で公開中の小説です。

とある古いアパートの203号室の明(あきら)は、隣の204号室からの騒音に悩まされていた。 たが、今日はどこかいつもと違う音が聞こえてくる。

中島康太は沢田優子と付き合って二年。ふたりは中三の頃の同級生だったが、付き合ったのは三十歳を越えてからだった。沢田優子から当時の同級生、西村卓也が自殺した話を聞かされる。中学時代…

隙間に入り込んでくるものたち。 それぞれの登場人物の「隙間」を垣間見る。 短編小説集です。

あるアパートで、1人の青年が自ら命を絶った。それは青年自身が望んだことだった。かのように思われたが、必ずしもそうとは言い切れないようだ。 アパートに突如現れた2人の男。『死神』を…

　文庫本、単行本、雑誌、漫画、絵本。この世のあらゆる本と呼ばれる者たちが自らの意志を持って反乱を起こしたのです。 　最初は些細なことから始まりました。 　とある古本屋の店主か…

学校の裏山には、こんな噂があった。「数人で遊んでいると、いつの間にか人数が一人増えている」〝僕〟は仲間達と共に、噂を確かめに行くのだが——…… あやかしかたりてシリーズ第五弾！ …

江戸時代、夜な夜な本能寺に盗人が入るとのことで寝ずの番をつける事になった。涼水は自身の寝ずの番が回って来て不安を感じていた。なぜなら、最近、本能寺には亡霊が現れると奇怪な噂が流れ…

事故で記憶を失った池田優作は、ほぼ無傷だったが記憶障害が残った。退院後、家族の迎えはなく、メモを頼りに自宅へと帰る。そこに待っていたのは、妻と息子。俺には妻や息子がいただろうか？…

　私の人生、ずっとこのままなのかな。 　このままなんか、いやだ。 　つまんない。こんなの私じゃない。 　私は何か……何かになれるはずなんだ。 　そうだ、動画チャンネルをやってみる…

大田原家に届いた荷物。それは、タイムリープできる置時計だった。 説明書には過去に戻れるが未来には行けないと書かれていた。 注意書きには何か書かれているがよく読めない。 大田原家…

不思議なフレーズの張り紙を見つけた。 店長、どういうことですか。

大晦日の夜、小学生時代の幼馴染み三人で宅飲みから始まる怖い話。