「もう一つの世界 ファンタジー」を含む小説

▼あらすじ 　この世界には「裏」があった。「裏」の世界があった。 そこには〈魔法〉があり、〈アルカナ〉と呼ばれる〈能力〉があった。しかし、現実世界と違うのはそれくらい。言葉も同じ…

拙作「シュバルツバルトの大魔導師」を一人称視点で改稿したスピンオフ的な作品です。改稿に合わせて若干のストーリー展開の変更と、主人公ジルフォニア＝アンブローズの性格について大きな変…

少年は世界的な流行り病〈新型ナルコレプシー〉を発症し、植物人間になってしまう。 しかし、精神は夢の底〈第三夢層〉に落ち、なぜか予言の子として戦地へ向かう事に。 〈第三夢層〉に…

　男にとっての世界は二つ。科学技術の進んだ世界と、魔法飛び交うもう一つの世界。文化こそ違えど、両世界でそれなりの生活を送っていた男の人生は、ある日を堺に一変する。 　全てを失い堕…

15世紀、地中海世界。 かつて玉座から逃げ出した若きスルタンは、琴を弾き語る女と出会い、再び王となる。 時として戦記、時としてファンタジー。 それは、歴史で見たコトありそうで、し…

____アラン国 それは現世を生きる人々の世界とは違う世界であった。 表の世界、樹林のように立ち並ぶビル群、発展したIT技術、医療技術。我々が住む平和な現代社会の発展には、もう一…

あらすじ 現代を生きる人間が巣食う街、東京。 里山 指糸もその一人だ。悩み、もがく彼の前にある日1匹の「猫」もどきが現れる。 その猫は見たこともない不思議な生き物だった。 その時…

あることをきっかけに引きこもりとなったハル。頭こそ良いものの、それと言った特技はなく、頭の良さは勉強にいかせず、ゲームなどをして生きていた。 無為にすぎる時間の中、空白の記憶によ…

　40歳を過ぎ、もうオジさんと言われる歳になった素鵞真幸は、とあるパソコンショップでノートパソコンを新調する。買い物も終わり店の外に出て扉を閉めると、そこは見た事も無い場所だった…